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GoogleJapanの給与は?世界的な企業で働く社員の平均年収

 2017/12/09 仕事
この記事は約 9 分で読めます。

GoogleJapanといえば日本国内にありながら、外国かと思えるような職場環境で働けるとウワサの企業です。

グーグル日本法人は、すっかり日本にも定着したインターネットサービスGoogleを運営する企業としてもおなじみで、就職難易度が想像を超える高さだということでも知られています。

高収入を得られる会社としても憧れる人が多いGoogleJapanの給与について、平均年収やGoogleJapanに入社するための情報などを合わせてご紹介します。

GoogleJapanってどんなとこ?

GoogleJapanは、アメリカで誕生した検索サイトのGoogleが日本法人として設立した会社です。日本の法人名は「グーグル株式会社」から変更し、新しく「グーグル合同会社」となっています。現在は日本法人に社長職はなく、ピーター・フィッツジェラルド氏が代表取締役の座に就いています。

Googleといえば「検索サイト」が有名です。現状ほとんどのデジタル広告に注がれている資金が、グーグルかフェイスブックだといわれているほど高いシェアを誇っています。

日本での検索サイトのシェアはYahoo!が勝っておりGoogleの検索サイトシェアは2位ですが、検索エンジンのシェアでは98%をGoogleが占めています。

世界中の情報を整理し、世界中の人が使いやすくアクセスできるようにするのがGoogleの使命です。それはGoogleJapanでも変わらず、そのために貢献する社員は優遇されています。

東京の六本木に本拠地を置き、従業員が最高の力を発揮できるように整えられた職場環境は誰もが憧れるところでしょう。ただし、求められている人材はずば抜けて優秀であることが条件です。

オンライン広告などでも高い業績を上げているGoogleJapanでは、特にエンジニアを優遇する傾向があります。平均勤続年数は約3年~5年と短めなものの、短いスパンの中で最大の実力を発揮できる人こそ、GoogleJapanが求めている人材なのです。

GoogleJapan社員の年収は?

優秀な人材を採用しているGoogleJapanだけに、社員の年収は平均をはるかに上回る金額だといわれています。転職ドラフトの記事や転職リサーチサイトの口コミでも、年収は文句なく高いと言い切る人が多数です。

どの分野の職種でも、従業員が口をそろえて高い年収をもらっていると発言する企業は滅多にありません。この項では、GoogleJapanの平均年収や年齢別年収、役職・職種別年収などを見ていきましょう。

平均年収

GoogleJapanの年収は平均で1130万円から1260万円です。あくまで推定年収ですが、月給としても平均98万円から131万円と推定されており、明らかに高収入の企業だと評価されています。

GoogleJapanに年功序列制はなく、アメリカ同様に実力主義の世界です。若くても、1000万円クラスの年収を得ることは可能で、やればやるだけの成果が期待できる企業だといえます。

ただし、実力を発揮できない人には厳しい年収が待っています。20~24歳の平均年収も700万円を超える高収入といえますが、同じ年齢で同じ職種に就いていながら、格差が出ることもあるようです。

年齢別年収

年齢別の年収では、20代前半から平均以上を得ていることがわかります。年齢別の平均年収は以下の通りです。

20~24歳:平均年収718.2万円
25~29歳:平均年収894.6万円
30~34歳:平均年収982.8万円
35~39歳:平均年収1121.4万円
40~44歳:平均年収1260万円
45~49歳:平均年収1411.2万円
50~54歳:平均年収1512万円
55~59歳:平均年収1499.4万円
60~65歳:平均年収1020.6万円

役職別年収

Googleにも様々な役職があり、その種類は細かく分けられています。ここでは、主な役職別の推定年収について見てみましょう。

最高事業責任者であるCEOの年収は約61億円です。CEOともなると人数はごく少数ですから、ほんの一握りの人が得ている年収です。パートナーセールスになると、推定年収は1640万円から2400万円となります。

プロダクトマネーカーは、1450万円から1650万円。アカウントマネージャーは、1370万円から1570万円と意外に足並みがそろっているのが特徴です。

職種別年収

職種別の年収を見てみると、段々と幅が広がっていきます。プログラマーエンジニア・システム管理者などは、Googleの根幹を成す業務に欠かせないため、年収もハイクラスです。

ソフトウェアエンジニアで1189万円、システム管理者で1040万円、ソフトウェアの研究エンジニアで1269万円、プログラマーで830万円から1100万円と、平均して1000万円以上の年収を支給されている人がゴロゴロ存在します。

営業職では700万円から900万円、マーケティングでは650万円から800万円の年収と、Googleの社内で比較すると低い年収のように見えてしまう職種もあります。しかし一般企業での同じ職種に比べれば、どの職種もGoogleの方が高収入であることは明らかです。

推定生涯年収

Googleの年収から推定生涯年収を算出してみると、38年の勤続で推定4億5000万円を超えることがわかります。平均年収1195万円を勤続年数とかけた金額で、一般的な企業での推定生涯年収(平均額2億円)の倍以上の金額が弾き出されます。

この金額はGoogleJapanの平均年収から算出したもので、日本国内の情報通信業界のランキングでは10位前後です。日本国内でもさらに上がいることになりますが、アメリカのGoogleに比べれば、日本法人の推定生涯年収は微々たるものであることも読み取ることができます。

GoogleJapanに入るには?

GoogleJapanは、就職難易度が非常に高いことで知られる企業です。格別に優秀な人材が求められていることから、競争倍率など単純に出せないほどの難関といわれています。

Google就職難易度は、面接試験で聞かれる質問内容が「書籍」として発売されるほどです。独特な採用試験に合格するのは、超人だけとすらいわれています。

ここでは、GoogleJapanの面接で聞かれるユニークな質問や求められている人材などについて見ていきましょう。

面接で聞かれるユニークな質問

実際にGoogleJapanの面接に挑んだ人からの口コミによると、見ただけで何を意味しているのかわからず、笑ってしまうような質問ばかりだといいます。面接自体の雰囲気は和やかながら、にこやかに飛び抜けた質問をされるので面食らう人が多いのです。

たとえば「富士山を動かすにはどうすれば良いか」「社長になったとして1年で1億円を作るためのアクションプランを立ててみてください」など、とっさには回答し辛い質問が投げられるようです。

このボールペンを私に売ってください」「あなたの知っているトピックスを話してください」など、瞬間的に頭と口が働く能力が求められます。何が正しいということではなく、想像力とコミュニケーション能力が問われるのが、GoogleJapanの面接内容なのです。

求められている人材

GoogleJapanで求められている人材には、いくつかのルールがあるといいます。その1つが採用担当より優秀で博識な人物を採用するということです。自分のライバルになり得ないような人物を採用しても学べないというのが主な理由だと考えられます。

プロダクトと企業文化両方に貢献できそうなこと、成功を成し遂げられる人物、周囲に刺激を与えつつ協力できる人物であることも重要です。熱意や自発性・情熱も重要な要素であり、同時にチームや会社と共に成長できる協調性も必要になります。

GoogleJapanの環境と将来性

GoogleJapanの職場環境は非常に恵まれていると評判です。たとえば朝昼晩と食事が無料のカフェテラス・シャワー室や仮眠室も整い、残業代は全額支給されます。

ハードな仕事になっても、これだけの環境が整っていれば、モチベーションも上がりやすいでしょう。ハイセンスなインテリアのオフィスでは、ストレスも最小限に抑えることができるはずです。

社内全体の風通しもよく、教育体制もしっかり整っています。自主性に任せてくれる部分が多く、ときには放り出されたと感じることもあるかもしれませんが、そこで実力を発揮できるかどうかがGoogleでの勝負です。

成果を残せない人は昇給も見込めず、年収は頭打ちになっていきます。逆に、常に達成し続ける人には、飛躍的な昇進や昇給が待っているのがGoogleの特徴なのです。

将来性という意味でもGoogleJapanは有望です。特に日本法人では、オンライン広告の業績が良く、アメリカからも期待されています。すでに検索エンジンはGoogleが日本のシェアの98%を握っていますから、インターネット業界で落ち込む心配もありません。

まだまだ若い世代が中心となって活躍していることから、今後の発展にも飛躍的な伸びが期待できそうです。

就職難易度はエベレスト級に高い

年収・環境なども合わせたGoogleJapanの情報は参考になりましたでしょうか。従業員にはストックオプション制度もあり、基本年収のほかにもプラスが多いようです。

お金の心配もなく仕事にまい進できるので、本来の実力を発揮しやすい企業だといえます。就職難易度はエベレスト級に高いものの、面接を潜り抜けることばかり考えるのではなく、自分の実力をいかにGoogleで活かせるかをアピールすることが入社への近道です。

経験豊富なヘッドハンターや転職エージェントの力を利用して、Google内で自分のポジションを見つけてみるのも得策といえます。

新卒だけでなく、中途採用も常時行っているGoogleだけに、いつでもチャンスがあるのだと意欲を持って実力を磨いておくことが大切だといえそうです。

まとめ
  • Googleは超優秀なエリートが集まったインターネットサービス企業
  • 日本の検索エンジンの98%をシェア
  • 平均年収は20代前半からハイクラス
  • ユニークな質問を聞かれる採用面接
  • 求められる人材は個性的で想像力があり成功を成し遂げられる人物

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