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【男性と女性を比較】最も給与が高いのは?職業別平均年収ランキング

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この記事は約 9 分で読めます。

年収が高い仕事には特別やりがいが感じられるものですね。

就きたい職業を自由に選べるなら、年収が高いに越したことはないでしょう。

ここでは、平均年収が高い企業をランキングしてみます。

将来就きたい職業を探している方は、ぜひ参考にしましょう。

 

また、年収の男女差も比較してみました。

1985年に男女雇用機会均等法が制定されて以来、女性が社会で活躍しやすくなりました。

しかし、女性は結婚、出産、子育てなどのライフイベントの影響を受けやすいせいか、平均年収は男性より若干低めです。

その辺も踏まえ、男女別の職業別平均年収ランキングを見てみましょう。

 

企業の平均年収ランキングTOP10

2017年6月に発表された、企業の平均年収ランキングを見てみましょう。

 

1位:GCAサヴィアン  平均年収は2153.8万円で上昇傾向。

GCAサヴィアンは、M&A取引に関するアドバイザリー事業、企業買収、合併、提携に関わる事業価値評価などを行っている企業です。

日本とアメリカを中心に事業を展開しており、確かな実績を積み重ねている企業。

 

2位:M&Aキャピタルパートナーズ  平均年収は1905.2万円。

M&AキャピタルパートナーズはM&Aによる売却や買収に関するアドバイザリーサービス系事業を展開している企業です。

2005年に設立し、東京都千代田区に所在。

50人ほどの従業員がおり、平均勤続年数は3年。

 

3位:キーエンス

キーエンスは電気機器製造業を営む企業です。

キーエンスといえば毎年年収ランキングでトップクラスに名を連ねています。

その要素といえるのは、キーエンスが工場を持たないファブレス企業だから。

製造は他の会社に任せ、ひたすら企画、営業、開発を行っている企業なのです。

 

企業の平均年収ランキング4位以降は以下のとおりです。

 

4位:日本商業開発

5位:日興アセットマネジメント

6位:ファナック

7位:野村ホールディングス

8位:朝日放送

9位:東京放送ホールディングス

10位:ゼビオ

 

企業の年収ランキングを見ていくと、M&A関係のサービス業、情報・通信業、電気機器関係の企業が名を連ねていますね。

外資系企業は年収が高いイメージがありますが、その実態は業種や本社所在地によってさまざまです。

就職先を選ぶときには外資系かどうかやイメージで判断せずに、実際の平均年収をチェックしましょう。

 

男女で職業別平均年収に違いはある?

女性の社会進出が進み、さまざまところで活躍する女性が増えました。

では、実際に男性と女性の職業別に平均年収ランキングを比べ男女の違いがあるのか見てみましょう。

 

2-1.男性の職業別平均年収ランキングTOP10

1位:航空機操縦士。平均年収は15329.8千円。

2位:医師。平均年収は11794.5千円。

3位:弁護士。平均年収は11605.8千円。

4位:大学教授。平均年収は10998.8千円。

5位:大学準教授。平均年収は8694.1千円。

6位:記者。平均年収は8658.0千円。

7位:公認会計士、税理士。平均年収は7901.8千円。

8位:大学講師。平均年収は7749.4千円。

9位:不動産鑑定士。7414.8千円。

10位:高等学校教員。7058.8千円。

 

ランキング4位までは1000万円超えですね。

これらの職業に必要な資格の取得は難易度が高いですし、仕事も気楽なものではありません。

しかし、年収も比例します。向いていると思えるならチャレンジの価値はありそうです。

 

2-2.女性の職業別平均年収ランキングTOP10

1位:大学教授。平均年収は10221.7千円。

2位:医師。平均年収は8695.0千円。

3位:大学準教授。平均年収は8223.9千円。

4位:航空機操縦士。平均年収は8181.3千円。

5位:弁護士。平均年収は7669.3千円。

6位:記者。平均年収は6812.2千円。

7位:大学講師。平均年収は6715.8千円。

8位:社会保険労務士。平均年収は6313.3千円。

9位:歯科医師。平均年収は6092.2千円。

10位:高等学校教員。平均年収は5899.5千円。

 

女性の職業別平均年収ランキングでトップは大学教授で10221.7千円。

男性の平均年収ランキングでは、大学教授の平均年収は10998.8万円でした。

こうして比較してみると、同じ職種でも男性の方が女性よりも平均年収が高いことが分かります。

これは、女性は出産、子育てなどのため、男性ほど仕事に没頭しにくいことが関係していると思われます。

 

給与の高い職業に必要なもの

給与が高い職業はそれなりの理由があります。

どのような特徴があるかを見てみましょう。

 

資格や免許

職業別平均年収ランキングを参考にすると、高年収なのはパイロット、医師、弁護士、大学教授ですね。

給与の高い職業をねらっているなら、この辺の資格をとっておくとよいでしょう。

 

ただし、パイロットに関しては難易度が大変高いうえに、取得できたとしても、給料の安定した航空会社に就職できる確率はたいへん低いです。

パイロットで成功するためには大手航空会社だけでなく、官公庁や使用事業会社などに視野を広げて職探しをする必要がありそうです。

 

会社によっては資格取得支援制度や資格手当も設けています。

そのため、今の会社で給与が上がる可能性もあるかもしれません。

 

資格がなくても就ける給与の高い職業は?

難易度の高い資格を持っていると、年収の高い職業に就きやすいものです。

とはいっても、今から資格をとるのは難しい、という場合もあるでしょう。

そんなときは、資格がなくても就ける給料の高い職業をねらってみましょう。

 

資格がなくても就ける給与の高い職業にはどんなものがあるのでしょうか?いくつか挙げてみたいと思います。

 

【航空管制官】

航空管制官の平均年収は800万円と言われています。

航空管制官は航空管制塔からフライト中のパイロットに無線で指示を出し、航空を誘導する重要な仕事です。

航空管制官は常に飛行機の飛行状況を確認し、気流の悪い場所を避けられるよう、また、他の航空機との衝突を避けられるよう監視していなければなりません。

航空管制官になるのに学歴は問われず、中卒でも年齢条件を満たしていれば目指すことができます。

ただし、航空管制官になるためには航空管制官採用試験を受け、合格後に1年間基礎研修を受けます。

人命にかかわる重要な職業であるため、記憶力、注意力、瞬時に正確に物事を処理する能力、航空機を見間違わない視力の良さ、責任感などが必要とされます。

【人事部マネージャー】

人事部マネージャーの平均年収は750万円と言われています。

人事部マネージャーになるのに学歴や資格は求められません。

しかし、高いマネジメント能力や人の適性を見抜く力が必要です。

人事マネージャーは会社の成功を左右する重要な存在。

大変やりがいを感じられる仕事です。

【セキュリティガード】

とくに、要人のセキュリティガードとなると年収は高いです。

685万円ほど。

学歴や資格は求められませんが、体格がよいこと、戦略行動についての知識が必要とされます。

その他、危険な仕事は資格や学歴に関係なく高年収になる傾向があります。

例えば炭坑採掘者、原子力作業員、危険物処理者などです。

 

実際にどんな職業を選択すべきか?

給与が高い仕事であることは大切です。

同時に、長続きすることも大事ではないでしょうか。

そこで、職業選びのポイントをお伝えします。

 

自分に合った環境や長く働ける職業が適切

職業を選ぶとき、どうしても気になるのは年収のことかもしれません。

しかし、自分に合った職業を選ぶことはそれ以上に大切です。

いくら年収が高くても、自分に合っていなければ精神的に疲れますし、長続きしません。

 

実際に職業を選択するときには、働く環境が自分に合っているか、長く続けられそうか、といった点を考えるとよいでしょう。

長続きするかに関係する要素として、通勤のしやすさもポイントになります。

バイク通勤OKなくらいの距離に仕事を見つけるか、もしくはそれくらいの距離のところに住まいを見つけられれば理想的です。

 

自分に合った仕事を探しているなら頻繁に求人情報をチェックし、求人掲載期間の早いうちに応募しましょう。

 

今よりも収入を増やす方法

今の収入に不満がある場合、何か別の行動を起こすのも一つです。

ここでは、起業と副業について見てみましょう。

 

起業してビジネスを起こす

今よりも年収を増やす方法として、転職よりも起業がよい、といわれることがあります。

実際のところ、年収アップを目指して転職しても、思うようにいかないケースの方が多いのです。

自信のある分野があるなら、自分で起業した方が年収アップできる可能性があります。

 

副業をはじめる

今よりも年収を増やす方法として、副業を始めるというのもいいでしょう。

副業として人気があるのはアフィリエイト、ネットでの写真販売、アンケートモニター、チラシ投函のアルバイト、運転代行のアルバイトなどがあります。

仕事が休みのときに、都合を見計らってお小遣い稼ぎができます。

 

満足できる年収かつ自分に合った仕事選びを

いかがだったでしょうか?企業別平均年収ランキング、男女の職業別平均年収ランキングについて見てみました。

将来どんな職業に就きたいか、または何の資格をとろうか悩んでいるなら、ぜひ参考にしてみてください。

 

現状、アルバイトや派遣社員として時給換算で働いている方も多くいらっしゃいます。

今後、機会があれば平均時給ランキングなどの記事を通して、給与の高い職業を確認してみるのも面白いかもしれません。

 

これから資格をとるのが困難だとしても、年収を上げるための方法は意外と多くあります。

少しの努力で年収が大幅にアップすることもありますから、まずはできそうなことからはじめてみましょう。

 

ずっと同じ仕事に就いているとマンネリ化しがちですが、年収アップを目指して変化を起こしてみるのも良いのではないでしょうか。

 

まとめ
  • 企業別年収トップはGCAサヴィアンで、平均年収は2153.8万円。
  • 男性の職業別平均年収トップは航空機操縦士で、平均年収は15329.8万円。
  • 女性の職業別平均年収トップは大学教授で、平均年収は10221.7万円。
  • 高年収をねらうなら医師、弁護士、大学教授などの資格取得がおすすめ。
  • 職業選びでは自分に合っているか、長続きしそうかもチェックしたい。

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