【給与】LINE株式会社の気になる年収・初任給を徹底分析
日本で、登録者数が6800万人を超えた奇跡のSNS、LINE。
すでに国民に定着した感のあるアプリケーションは、今や世界で5億人を超す登録者を抱える巨大SNSに成長しています。
LINEを運営するLINE株式会社は、韓国大手のネットサービス会社ネイバーの100%子会社。
日本国内にとどまらず、海外にもマーケットを拡大しているLINE株式会社は、売上も順調です。
ここでは、LINE株式会社の年収や初任給などについて、くわしく紹介します。
Contents
「LINE株式会社」とは?
LINE株式会社は、主にスマートフォンで簡単にチャットができるSNSアプリを開発し、大ヒットさせた会社です。
LINEは日本法人が開発を手がけましたが、LINE株式会社は韓国最大のインターネットサービス会社であるネイバーの子会社でもあります。
東京都新宿区に本社を置くLINE株式会社は、2000年にハンゲームジャパン株式会社として設立。
LINE株式会社に商号が変更されたのは、2013年のことです。
従業員数は、2017年4月時点で1,438名。
ニューヨーク証券取引所と東京証券取引所に、上場しています。
LINE株式会社の主要サービスとして人気を定着させているのが、LINEです。
モバイルの他にパソコンでも扱えるSNSですが、大ヒットの要素となったのがモバイルでグループチャットや通話ができること。
スタンプと呼ばれる画像を使用して、そのときの気分などを簡単に表現できるのも人気ポイントです。
無料で利用できるスタンプもありますが、有料で販売されているスタンプもあり、多くの企業が参入しています。
飲食や小売りなどのサービス業でも、LINEをサービスの一環として始めることが多くなり、社会を動かすSNSアプリとして進化を遂げているLINE。
海外の証券取引所にも上場するなど、グローバルな視野で事業を展開している、頼もしい企業です。
今までの成果に執着していないのも魅力のひとつです。
LINE リサーチ公式ブログ(研究レポート)を見ると、色々な調査と結果を見ることができます。
気になる年収・初任給、オフィスを分析
LINE株式会社は、業績が好調な会社。
しかも、親会社は韓国最大手のインターネットサービス会社で、インターネット黎明期から日本のネット社会を支えてきた長年の実績を持っています。
LINEの大ヒットと人気の定着化で、従業員の年収も高いものと期待されています。
ここでは、LINE株式会社の年収や初任給、スタッフのサポート制度などについて、見ていきましょう。
高い初任給
LINE株式会社の平均年齢は35歳前後。
インターネットサービス会社としては、平均的なところです。
スタッフの平均年収はというと、795万円ほどですから、年齢からすると高いクラス。
平均勤続年数は3年ほどで、こちらもネット業界の例外ではないでしょう。
ITベンチャー企業の中では、トップクラスの年収を誇るLINE株式会社は、業績に応じてスタッフの数を数百名規模で増やしています。
優秀なスタッフを高収入で採用することに積極的な時期ですから、就職や転職を狙っている人にはまたとないチャンスです。
新卒採用だけでなく、中途採用も意欲的に行っています。
優秀なスタッフを求めているので、今までの経験をしっかり転職面接で話しましょう。
LINE株式会社の初任給は、中途採用並みにハイクラス。
標準年俸だけで見ても、一目で応募したくなるような年俸が用意されています。
総合職とデザイン職では、408万円、技術職では460.8万円がLINE株式会社の初任給。
やはりIT系エンジニアなどの技術職の方が給料は高めです。
技術テストや面接の評価によっても、標準年俸にプラスされていく可能性があります。
評価によって、適正な報酬を考慮します。
評価者は、上司以外にも部下、チームメンバー、チームメンバー外など様々です。
高評価なら、昇給も夢ではありません。
特に技術職は優遇されており、大学院卒の初任給は501.6万円から、スペシャリストコースでは601.2万円からの年棒が用意されています。
年2回、1月と7月に給与の見直しがあり、働きながら実績を上げることで、さらなる昇給も目指せるのです。
LINE株式会社では、福利厚生も充実。
土曜と日曜の完全週休2日制で、祝日も休日です。年次有給休暇の他、勤続5年で10日間もらえるリフレッシュ休暇も魅力です。
年末年始休暇や慶弔休暇も、きちんと用意されています。
勤務時間が多くて、みなし残業が多いのではないかという心配もありません。
超過勤務手当は出され、交通費も全額支給されます。
月額11,000円からのLINEペイカード・ベネフィットプランは、スタッフの健康維持増進や自己啓発、次代育成を目的として支給されるユニークな手当です。
社会保険制度も、しっかり完備。
健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険に加入できる他、財形貯蓄制度まであります。
定期健康診断や各種予防接種、マッサージ施設も利用すれば、毎日元気で仕事できるというもの。
余裕が出てきたら、サークル費支援制度を利用して、仲間と一緒に余暇を楽しむのもおすすめです。
朝食は、無料のカフェにて飲食OK。
語学講座が用意され、国際的に活躍することも目指せます。社内イベントも多彩で、仕事にメリハリをつけられるのです。
洗練されたオフィス
これまでにも、広々としたオフィスに洗練されたインテリアが配置された、オフィスというよりカフェのような雰囲気だったLINE株式会社。
2017年4月には本社移転が完了し、新オフィスでスタッフが働いています。
カフェかインテリアのモデルルームとしか思えないロビーラウンジには、緑があって癒される空間です。
天井は配管がむき出しのコンクリート打ちっぱなしで、ロフトのような雰囲気をかもし出しています。
受付では、制服を着たうさぎのコニーがお出迎え。
235インチもある大迫力のスクリーンでプレゼンされたら、商談相手は一瞬で口説き落とされてしまいそうです。
LINEのキャラクターとしておなじみのクマも、世界最大サイズで受付にお座り。
窓辺にも、キャラクターがたたずんでいたりして、LINEの世界に浸れること請け合いです。
LINE株式会社は新宿の高層ビル群を眺められる位置にあり、オフィスの窓べで一流になった気分を満喫できます。
会議室も洗練されたカラーの絨毯張りで、ウッディな材質のチェアが一般的なオフィスチェアと一線を画しています。
カフェテラスは、本物のカフェのよう。
来客用にも開放されていて、格安でおしゃれな雰囲気を味わうことができます。
ランチタイムには、様々なお弁当が並べられて販売されています。
デパートかコンビニかと思えるほどの至れり尽くせりぶりに、もう他の会社では働けなくなってしまうでしょう。
スタッフ向けのサポート制度
最近では、一部のIT大手で制度化されている、スタッフへの無料食事サービスなどが注目されています。
LINE株式会社でも、スタッフに朝食サービスを提供。
おにぎりからパン、デザートなど、どれを取っても無料。
カフェで食べても、自席で食べてもOKです。
朝は活力をつけて、1日で一番集中できる時間帯を有効に使ってほしいのです。
サークル活動支援では、フットサル、ボルダリング、ゴルフ、カメラ、アナログゲーム、映画鑑賞など、幅広いサークル活動が行われ、活動費用が会社から支給されています。
疲れたときは、1回500円、月2回まで利用できるマッサージを社内で受けられるのが魅力。
プロのマッサージ師による施術ですから、こんなに安くていいのかと思えるほど快適になれます。
他にも、TOEIC試験を社内で受講できたり、外国語講座でオフィスで実施され、費用を一部負担してもらえたりと、充実のサポート制度が満載のLINE株式会社。
新人で相談できる人がいないという場合には、フォロー担当がつく制度があり、社内や仕事、人間関係など、どんな悩みでも相談に乗ってもらえるのは安心です。
募集要項
LINE株式会社の具体的な募集要項について、紹介します。
転職エージェントや転職リサーチサイトを通して応募することも可能ですが、LINE株式会社に直接応募することも可能ですから、検討してみてください。
技術職
技術職では、開発エンジニアやインフラエンジニア、セキュリティエンジニアなどが募集されます。
学部学歴学科は不問で、選考試験ではコンピュータサイエンスに関する一般的な知識や理解度が試されます。
面接は社内エンジニアが担当し、専門知識や技術、経験などの他、コミュニケーション能力についても評価されます。
その後、役員面接を経てLINE株式会社のエンジニアとしてふさわしい人物かどうかを評価。
LINE株式会社でも、比較的重んじられているポジションです。
総合職
総合職では、サービス企画やビジネス企画を担当する人材を募集。
LINEのサービスを拡大していくための能力や意欲について、企画課題や面接から総合的に評価されます。
デザイン職
デザイン職ではBXデザイナーが募集され、自社ブランドの価値を高める人材かどうかが評価されます。
仕事内容は、販促物やオフィス、各種イベントにおけるオフラインのデザインなど、クリエイティブ系全般です。
デザインはすべて社内で完結しているため、企画から制作まで、あらゆるプロジェクトに関われます。
ポートフォリオと課題の提出を経て、面接が行われます。
今後の発展にも期待できる「LINE株式会社」
LINE株式会社の年収や初任給、募集要項や社内の魅力について、参考になりましたでしょうか。
働く人の誰もが憧れてしまいそうな新宿の新オフィスと待遇に、魅力があふれているLINE株式会社。
ただ人気の会社なので、就職難易度は高めです。
今後の発展にも期待でき、投資先として検討したいと考える人も多いのではないでしょうか。
- 韓国最大手のネットサービス会社が親会社
- 年収は初任給からIT業界トップクラス
- 東京とニューヨークの証券取引所に上場
- 洗練された環境の新オフィス
- 充実したサポートのスタッフ制度