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男性の職業別ランキング|女性が求める平均年収はどれくらい?

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この記事は約 9 分で読めます。

いざ結婚を考えたとき、男性なら、どのくらいの経済力があれば安心して家庭を持てるのか、と気になることでしょう。

 

また女性なら、どの程度の年収がある人なら結婚後に安定した生活が送れるのか、と気になることでしょう。

 

厚生労働省が行った、賃金構造基本統計調査の結果に基づいた、職業別年収ランキングと、女性が結婚相手に求める年収などについて解説します。

 

男性の職業別年収ランキング

厚生労働省が調査し、統計をとっている賃金に関するデータ「賃金構造統計調査」を元に、男性の場合はどの職業が高い年収を得ているか紹介します。

 

まず、ランキング1位は航空機操縦士で、飛行機のパイロットとなっています。

 

次いで2位に医師、3位に大学教授と、責任や地位の大きな仕事に就くとそれ相応の賃金が支払われることが分かるでしょう。

 

それ以降には記者、公認会計士・税理士、大学準教授、保険外交員といった職業が続いています。

 

また、外資系企業の場合は全体的に高収入となることが多いものの、海外の実力主義のため自分の力次第ではクビになる可能性も考えられます。

 

一般家庭の生涯でかかる費用

結婚をして家庭を築いていくには、生活費以外にもあらゆることにお金が必要になってきます。

 

自分1人で生活していた時とは違って、パートナーや子供、親の面倒を見ることになれば、さらに生涯でかかる費用は大きく違ってくるでしょう。

また、上流階級・中流階級・下流階級によっても使うお金の額に差は出てくるものの、それぞれ様々なお金がかかります。

 

それでは、子供が生まれると必要になる費用やマイホーム購入に関する費用などについて解説します。

 

子供が生まれてからかかる費用

子供1人を育てるには3000万円必要と言われており、その金額を聞いてしまうと子だくさんに憧れるものの我慢しようとする家庭も少なくないでしょう。

衣服や食費、生活用品、子供のための貯金について見てみると、例えば未就学の場合は年間で84万円程度の出費ですが、中学生になると倍近い数字になってしまいます。

 

子供の成長と共に食費や衣服費なども大きくアップしますが、特にかさむようになるのが教育費です。

 

義務教育中であっても全てが無償というわけではないため、あらゆる活動にお金がかかってきます。

部活動や習い事をしていれば、それにまつわる費用が増え、塾に通わせればそこでの授業料や諸経費などが必要となるのです。

 

ちなみに、富裕層ほど子供の人数が少なく、1人あたりにかける教育費を充実させているという傾向もあります。

子供の人数が多いほど、1人に使えるお金が少なくなりやすいため、生活することで精いっぱいな貧困層になりやすいという傾向があります。

 

さらに高校、大学へと進学していけば、そこからは授業料も必要になり、また公立か私立かでかかる費用にも大きな差が出てくるでしょう。

例えば、全日制の公立高校の場合、年間41万円弱ほどですが、私立高校になると100万円弱にまで増えてしまいます。

 

そして大学へ進学した場合には、公立で242万円私立文系で386万円私立理系で521万円の費用が4年間で平均して必要になるといわれています。

 

もちろん子供の人数が多いほど必要になるお金はかさみ、年齢によっては同時に塾の費用がかかったり、入学金など初年度に必要なお金を用意する時期が来たりします。

 

マイホーム購入

一生に一度の大きな買い物と言われるマイホーム購入も、多くの一般家庭では経験することでしょう。

 

ただ家を買うと言っても、広さやデザイン、立地など、あらゆる条件によって価格は大きく左右されます。

まずは、土地や建物といった物件価格以外にも必要な費用が多々あること知っておきましょう。

 

マイホームは購入時と購入後に必要になる費用があり、購入時には諸費用と頭金を現金で用意し、購入後には住宅ローン返済と固定費の支払いが必要です。

 

頭金の目安は借入総額の2割ほどがで、頭金なしでのローンを組むことも可能ですが、その分毎月の返済が増えるため、頭金の用意が勧められています。

 

頭金を用意するにしても、必要な金額分だけローンを組むにしても、それに見合った収入などの条件がそろわなければ難しいことになります。

そのため、欲しいと考えるマイホームの条件が具体的にわかってきたら、自分たちに購入するだけの力があるかどうかをチェックし調整することが必要です。

 

その他かかる費用

子供にかかる費用や、マイホームの購入費用が一般家庭の大きな支出になります。

しかし、その他に考えられる費用としては、病気やケガの治療や、入院・高齢になった親の介護・冠婚葬祭があるでしょう。

 

病気やケガについては医療保険に加入して、もしもの時に備えておくことが重要です。

主に家計を支える人が働けなくなった時に役立つ、収入保証タイプの保険も登場しているので検討してみてもよいでしょう。

必ずしも全て保険の保証で補いきれるとは限らないため、日頃から病気やケガに備えた貯蓄をしておくことも必要になります。

 

また、親が高齢になってくると介護の必要性も高まってくるため、介護にかかる費用のことも支出として考えなくてはならないでしょう。

入院や通院、自宅での介護などが必要になると、そのぶん家族の人手をさくことになり、それまでの共働きがかなわなくなるかもしれません。

親が十分な介護のための費用を持っていない可能性もあることから、介護に対する備えも必要です。

 

最後に、結婚して家庭を持つと冠婚葬祭の機会は増えるもので、年齢と共に参列する機会も多くなっていきます。

 

若いうちにはまだ世間知らずで通せるかもしれませんが、年齢を重ねると、ご祝儀や、ご香典を包む場合でも相場や地域にあった金額を包まなくてはなりません。

マナーを守った大人として生活するためにも、冠婚葬祭への備えも欠かせないと言えます。

 

女性が結婚相手に求める年収

結婚相手は年収が全てではないとは言うものの、その人と生涯添い遂げるためには、お金もなくてはならないものでしょう。

 

不安なく安心して結婚生活を送り、理想の家庭を築いていくためにも、女性は結婚相手に対してある程度の年収はあった方がよいと考えています。

 

結婚相手に求める年収統計

年収は、結婚相手にふさわしいかどうかをはかるためのひとつの指標となっており、女性の36%ほどが相手に年収500万円以上を望んでいることからもわかります。

 

次いで300万円以上が30%、しかし好きになれば収入は関係ないという人が15%で統計の3位に入っています。

 

1位と2位の割合を合計すると66%になることから、年収は結婚へつなげるために欠かせないポイントになることがよくわかります。

 

年齢別でみてみる

今度は年齢で分けて、20代女性と30代女性で見てみましょう。

 

20代女性では1位が年収500万円以上で33%、2位は年収300万円以上で30%となっています。

3位には、好きになったら年収は関係ないという意見が入り、16%を占めています。

 

一方、30代女性の統計を見てみると、1位は同じく年収500万円以上で41%、と20代女性よりも高い割合を占めるようになっています。

2位も同じで300万円以上ですが、これは29%とやや下がった数字です。

3位には年収700万円以上で13%弱を占めており、4位に好きなら年収は関係ないが11%で続いています。

 

この結果から、年齢が上がるほど年収についての理想がはっきりと表れやすく、現実的な意見が出てくることが分かります。

 

実際に結婚した人に聞いた相手の年収

女性が結婚相手に求める年収は300~500万円という割合が高いものの、男性の年収は300万円台が最も多く、次いで400万円台となっています。

 

女性の理想と男性の現実の間で差はあるものの、結婚して暮らしてみたら幸せを感じられたという人も少なくありません。

反対に、十分な年収があると思って結婚したものの、出費がかさみギリギリの生活をしているというケースも考えられます。

 

そのため、結婚相手の年収だけでなく、お金に対する価値観が似ている人を選んだ方が、お金の使い方を考えやすくなるはずです。

 

節約して貯蓄をしようとするポイントをお互いに共有することができれば、将来や万が一に備えることも可能で、年収の中から上手に貯金することができるでしょう。

 

男性の年収ランキングと結婚事情

男性の職業別年収ランキングを見ると、上位の職業ではかなりの高収入となっています。

しかしそれはほんの一握りで、全体を見てみると年収300~400万円の男性が多く、女性が求める結婚相手の年収300~500万円を考えると、それほど大きな開きはありません。

 

そして、女性が理想とする結婚相手の年収は20代と30代で多少差はあるものの、そこまで大きな違いはないと言えます。

もし結婚を目指す場合、年収をあまり気にしすぎなくてもよいということになります。

まとめ
・男性の職業別年収は、1位は航空機操縦士、2位に医師、3位に大学教授となっている
・一般家庭の生涯でかかる費用は、家庭の階級、子供の人数、住居によって差がある
・女性が結婚相手に求める年収は、500万円以上の割合が多い
・男性の平均年収と女性が結婚相手に求める年収に大きな差はない

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