【良い?悪い?】GoogleJapanの平均年収と気になる口コミ
インターネットの普及によって、日本国内でも知らない人はいないほどのGoogle。
アメリカ生まれのIT企業で、グーグル日本法人となるのがGoogleJapanです。
日本国内でのインターネット検索シェアは2位ですが、検索エンジンとしてのシェアはトップ。日本人の代表取締役は現在では存在せず、国内にありながら外国のような環境といえる企業です。
就職難易度が非常に高いことでも知られ、転職エージェントでもお声がかかるのは最優秀な人材ばかり。当然、年収も高く、充実した仕事ができる会社です。
ここでは、google japanの年収や仕事内容、勤務時間、口コミ情報なども合わせて、紹介していきます。
「GoogleJapan」とはどんな会社?
インターネットの検索サイトとして有名なgoogle japanですが、その業務内容は多岐にわたります。
オンライン広告での収益も非常に高く、google japanに広告を掲載したい企業や個人事業主などは数え切れないほどです。
転職リサーチサイトでも、憧れの企業として常にトップクラスにあげられていますが、就職難易度は想像をはるかに超える高さでよく知られています。
Google就職難易度は本として出版されるほどで、グーグル株式会社(現在は、グーグル合同会社)に入社できた人のポテンシャルや勉強法、スキルについては常に世間が注目するところ。
広く一般にも、Googleで検索することをググると表現することが定着、日本になくてはならない検索サイトを運営する企業として、google japanは機能しています。
「GoogleJapan」で働く
google japanの年収や仕事内容、勤務時間、平均勤続年数や口コミなど、google japanで働くことにまつわる内容について紹介します。
仕事内容
google japanでは、主に9部門において人材の採用が行われています。
億の単位でユーザーが利用するプロダクトやツールを未来志向で開発するのが、エンジニアリング・テクノロジー部門。関連する職種は、ソフトウェアエンジニアからデータサイエンティスト、テクニカルライターに至るまで、20種類も用意されています。
ユーザーのビジネスの成長をサポートするのは、セールス・サービスのサポート部門。商品広告の掲載や企業の技術的な問題解決に、コンサルタントや管理者、アナリストなどが力を発揮する部門です。
ユーザーに対してプロダクトの魅力を伝える部門は、マーケティング・コミュニケーションチーム。ユーザー第一をモットーに、イベントの企画・開発から統計的な分析に至るまで、クリエイティブに解決していきます。
デザインチームでは、ユーザーの目線に立ち、美しく、なおかつ直感的なデザインのサイトを開発しています。
ビジネス・ストラテジー部門は、google japanのイノベーションに必要な分析結果や分析情報を経営陣に提供する仕事をする部署。好機の先行をとらえて、会社の長期的な成長に不可欠なプログラムを実施しています。
ファイナンスチームは会計部門。
インターネットに関する政策や法律を管理していくチームはリーガルチーム。
優れた人材を発掘・育成・サポートしていく、人事部門。
作業環境を向上させて業績アップを狙うためのチームは、ファシリティチームです。
Googleオフィスの独創的なデザインも、ファシリティチームが担当しています。
勤務時間
google japanの勤務時間は、平均して8~9時間です。
朝9時から夕方17時まで、といった組織が限定する勤務時間がないのが、google japanのユニークなところです。
派遣社員などは異なりますが、正社員の場合は業務の裁量に任せて、自分で勤務時間を決めることができます。
ただし、業務において結果を出すのが前提ですから、いかに効率よく仕事をこなしていけるかも勤務時間の長短を左右します。
自分の働き次第で、勤務時間を短くすることも長くすることもできるわけです。
年収
google japanの年収は、一般的な日本の企業と比較して、かなりハイレベルです。
職種にもよりますが、新卒採用で3年目に850万円から900万円ほどに昇給する人も珍しくありません。
成果の達成率が上がれば、順調に10~20%昇給するのも、やりがいにつながります。
中途入社では、30代でも年収1,000万円台クラスの社員が多数在籍しています。
口コミでも、ほとんどの社員、あるいは元社員が給与水準の高さを語っています。
2016年度のgoogle japanの新卒初任給は、年俸約650万円。4年生大学卒者以上のみを採用対象としており、大学院卒ではまた差が出てきます。
日本国内での情報・通信業界における平均年収ランキングでは、google japanは10位前後。ただし、あくまでも平均年収でのランキング結果ですから、初任給の高さや昇給度合、個別の年収で比較すれば、google japanの年収の高さは他を圧倒しています。
給与制度
google japanの年収は、独特の給与制度にも影響を受けています。
そもそもの基本給与が、社内で平均的に高いgoogle japan。勤務時間を自分で自由に決められる制度があるにもかかわらず、1日8時間を超えての残業分には、すべて残業代が支払われる仕組みとなっています。
日本の多くのIT企業が、みなし残業制度を導入している中、google japanほどの高い基本給を支払っている企業が残業代を全額支払っているのには驚かされます。
インセンティブのシステムが、基本給に大きくプラスされるのも魅力の一つです。
特に営業職などは、インセンティブが給与全体の大きなパーセンテージを占めています。
とはいっても、基本給が低いわけでもなく、基本給もインセンティブもハイレベルに恵まれるチャンスがあるという最高の給与システムです。
福利厚生が充実している点も、google japanが恵まれた環境にあると羨望されるポイントといえます。
社内で、朝昼晩と食事を無料でとることができる点は、働いている社員にも好評です。
口コミ
google japanの年収に関してを含めた口コミについて、見ていきましょう。
・福利厚生が充実
食事やスナック、ドリンクが完全無料なので、給料日前だからとお財布が心配になることもありません。
余計なストレスが減る分、仕事に集中できます。
食堂の食事はサラダバーが充実していて、健康に気を配れます。
・休暇を取りやすい
年末年始をはじめ、まとまった休暇を取りやすい会社です。
有給休暇の取得率もほぼ100%で、全員が消化しきるように計算しています。
長期休暇で、海外に行く人も多く、同僚と国内旅行を楽しむ人も少なくありません。
・女性が働きやすい職場
男女の別なく、働きやすい環境です。
女性も実力次第で男性との差がなく活躍でき、出世も可能です。
育児休暇も取りやすく、出産などで一度退職した女性が、復職するケースもよくあります。
・営業職のコミッション
営業職では、目標の100%を達成したら、基本給の60%がコミッションとなります。
基本給が1000万円だとすれば、100%の目標達成率で年収が1600万円になるということです。
「GoogleJapan」の募集要項
google japanでは、各職種で募集があるときに、Web上で情報が公開されます。
採用のプロセスは、応募・面接・決定と一般的。各プロセスで手を抜かずに挑むことが、採用される秘訣です。
応募時には、希望の職種を選ぶことになりますが、google japanでは非常に細かく職種が分かれています。
自分のスキルや希望に最もマッチした職種を選択することで、より採用に近づくことが可能です。
履歴書では、自身が経験したプロジェクトについて、成果物や評価方法などを具体的に説明することが重要といえます。
新卒での応募の場合は、在学中のプロジェクトや学習課題でもOKです。
完結にまとめることも重要で、詳しく長ければいいというものでもありません。
例えば、モバイル&パフォーマンス・スペシャリストの募集要項では、必要な応募条件として、4年生大学卒か関連職種での実務経験が求められています。
実務経験では、デジタルかモバイル広告のセールスに関連する職種で、5年以上の経験が必要です。
英語力は、ビジネスレベルでのコミュニケーションが必要。さらに、望ましいスキルとして、MBAや卓越した戦略的能力・分析力などを備えていることがあげられています。
パフォーマンスが重視されるのは、どの職種においても共通するポイントですが、応募する分野における知識は、十分以上に備えているかどうかも重視されます。
他のどの職種でも、卓越した成果達成能力が求められていることは確実です。
最後に・・・
google japanの年収は、非常に高いレベルだということがわかりました。
常に上を目指して努力している優秀なスタッフが多いため、平均勤続年数は環境に恵まれている割には長くはない傾向があります。
とはいえ、5年から10年、それ以上の期間、勤続しているスタッフもいて、居心地の良さがうかがえます。
成果を出せば、過程は問題視されない傾向があるgoogle japanは、満足の年収を得て、存分にやりがいを見いだせる企業です。
・就職難易度の高さで有名
・幅広く細分化され、充実した職種
・自己管理に任される、自由度の高い勤務時間
・新卒の初任給は、一般的な企業の倍以上