お金はあるけど使い道がない!失敗しない有効なお金の使い方5選
世の中には、お金が足りなくて困っている人が多いもの。その反面、お金はあるのに使い道がないという人もいます。
そんな人達が無意識にしてしまっているのが、細々としたぜいたく。1つ1つのコストは高くないのに、積もり重なると大きなコストになるのがネックです。
こうなると、せっかく余っているお金も、無駄遣いで消えていく割合が多くなります。後になって後悔しないように、失敗しない有効なお金の使い方を5選、紹介します。
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無駄にお金を使わないための心得
お金の使い道には、男性と女性で違いがあります。女性の場合は、男性よりもお金に対して感覚をしっかり持っていることが多いようです。だからこそ、女性には、お金の使い道がないという人があまりいません。
一方、男性には、お金の使い道がないという人が多い傾向があります。お金の使い道がないからと貯蓄しておくならまだいいものの、雑多なものに何気なく使うことが多くなっていませんか?これは、無駄遣い以外の何物でもありません。
お金の使い道がないといっても、すべての人が大金に恵まれているわけではありません。使い道がないお金は、思い立ったらすぐに使えてしまう程度の金額である場合もほとんどです。
ほどほどの額のお金は、使っても使わなくてもどちらでもいい物に消費される傾向があります。ランチ代を少し豪勢にしたり、1日に飲む缶コーヒーの本数に無頓着になったり、どうでもいいような物にお金を使ってしまいがちになることこそが無駄遣いです。
こうしたお金の使い方を改めるには、家計を管理するのが一番です。いつも使うものの予算を決めておくことも、無駄遣いを防ぐ方法として有効。欲しいものではないのに、安いから買いだめしてしまうといったことも、無駄遣いにつながります。
「毎日使うもの」にお金をかける
無駄遣いを防ぐために、「毎日何気なくお金を使ってしまうことを改める」と紹介しました。ただし、予算をしっかり決めて、毎日使うものにお金をかけるのは、お金を有効に使うことにつながります。毎日使うものは、必要なものです。
毎日使いもしないのに、高価なものを買ってしまうのは、お金の無駄遣いになる可能性大。定期的に使うようなものであればいいのですが、一時の気まぐれで購入してしまったものなどは、お金をかけた分だけの元が取れないことになります。これに対して、毎日使うものは、お金をかけても元が取れるので無駄ではないのです。
お金をかけるべき、毎日使うものとは何でしょうか。それは、人によって異なります。できれば、繰り返し使えるようなものにお金をかけることが大切。お金をかけたことによって、毎日の習慣を生み出せるようなものだと最高です。
例えば、掃除機などは、人によっては毎日使用しないということもあります。これを、新しく掃除機を購入したことで、毎日の掃除習慣をつけることにつなげていくのです。衣服に、お金をかけるのでもOKです。予算は決めておくべきですが、衣服は毎日身に着けるもの。きちんとお金をかければ、印象が向上するというメリットが得られます。
「知識・知恵」にお金をかける
知識や知恵にお金をかけるのも、お金の使い道がないときの方法の一つ。知識や知恵をつけるためには、習い事をしたり、仕事や趣味に役立つセミナーなどに参加してみるのも良い方法です。
あるいは、読書をしたり、新聞をとり始めてみるというのも知識や知恵にお金をかける方法です。美術館や博物館に行くというのも、勉強になります。
こうしてあげてみると、知識や知恵のためにお金をかける方法は、いくらでもあることがわかってきます。もちろん、一時だけの思い付きで終わっては意味がありません。自分の知識や知恵にできるまで、お金をかけた以上にコツコツと努力することが大切です。修得した知識や知恵の積み重ねは財産となり、思わぬときに役立ちます。
「経験」にお金をかける
経験にお金をかけるのは、知識や知恵にお金をかけることにも似ています。ただし、経験は、勉強だけに限定されるわけではありません。
旅行をしたり、遊びに出掛けたりするのも経験です。映画を観たり、コンサートに行くのも経験の一つ。今までしたことがなかったことを体験しに行くのも、経験にお金を使うことになります。イベントに参加する経験も、有効なお金の使い道。イベントにもいろいろな種類があり、お金を払ったうえで人の役に立つようなイベントも存在します。
経験にお金を使えば、経験したことが記憶に残ります。良い思い出になるだけでなく、経験を活かして新しいことができるようになる可能性があります。様々な経験をすることによって、人生が豊かになります。
「感謝」にお金をかける
感謝にお金をかけるというと、思い浮かぶのがギフトです。日頃からお世話になっている人にプレゼントをしたり、自分に感謝するためにごほうびを用意するのも良いことです。
感謝にお金をかけると、他人も自分も心が豊かになってきます。幸せな気分に満たされると、人は全身が安らぎ、程よい余裕が生まれます。
人にプレゼントを贈るときには、せっかくお金をかけるのですから、喜んでもらえるものを選ぶことが大切です。自分が贈りたいものより、相手が喜んでくれるものが何かを探ることから始めましょう。
感謝の気持ちは心から湧いてくるものですが、プレゼントという形にすると、感謝を目に見える形で示すことができます。精一杯の気持ちを込めて感謝のギフトを贈れば、相手も自分も幸せで満たされるはず。お金で愛情は買えないとはいいますが、心を込めた使い方をすることで、お金も愛情に結びつけることができます。
「投資」にお金をかける
最も有効なお金の使い方ともいえるのが、投資にお金をかけることです。投資は、今あるお金を元手に資産を増やせる可能性を秘めています。今はお金の使い道がないと思っている人も、いつかお金を使いたいと思うときがくるかもしれません。そのとき、十分なお金があれば、何の心配もなくお金を使えます。
何にお金を使えばいいかわからないから、貯蓄しておこうという方法よりも、投資は有益です。経験や知識・知恵を得るための使い方にもなりえます。
投資にお金をかけることで、お金を増やすことができれば、毎日使うものにも感謝のためにも、よりよくお金を使える可能性が出てきます。さらに生活が豊かになり、生き方にうるおいが増してくるのです。
投資は無駄なことだと、手を付けない人もいます。まとまった金額を一度に投資する、ギャンブルのように解釈しているのかもしれません。最近の投資法には、ほんのわずかなお金で投資を始められるタイプもあります。リスクを抑えて投資する方法もあり、投資が初めての人にも、少額で学びながら進めていけるのが安心です。
金は天下の回り物
金は天下の回り物と、昔からよくいわれます。お金は、自分の手に握っている状態では、減ることもない反面、増えることもありません。有効にお金を使うためには、天下に回すことが必要です。その方法として、お金の使い方を紹介しました。
中でもおすすめなのは、投資にお金をかけること。少額からでも始められる投資法も出てきて、最近の投資はますます活気を帯びてきています。知識や知恵、経験も得られて、感謝のためにも毎日使うもののためにも、さらなる予算を増やせる可能性のある投資。
お金の使い道がないという人にも、有益なお金の使い道だと感じることができるでしょう。投資は、リターンの可能性があり、手放した後で戻ってくるのが楽しみです。そのときは、正に天下の回り物だと感謝できるのも、投資の良いところです。毎日買っているような物にお金を使うのも、投資にお金を使うのも同じように行えるようになると、資産運用としての投資の腕も上がってきます。
最後に・・・
お金の使い道がない人におすすめできる、お金の使い方。参考になりましたでしょうか。ランキングをつけるには、どれも甲乙のつけがたいものとなりました。お金は消費のためにあるものという概念がくつがえされれば、お金の使い道がないとぼやくこともなくなるはず。使いっぱなしだけでは嫌だという方は、投資にも目を向けてみてください。うまく収益を得られるようになれば、投資以外のお金の使い方も充実してきます。いつの間にか、お金の使い道がないどころか、お金を有効活用できる方法を身に着けられるようになるのが、投資のメリットです。
・毎日使うものにお金をかけると、暮らし方が豊かになる。
・知識や知恵、経験を増やすためにお金を使うと、人間性が育つ。
・感謝にお金をかけると、お金以上の気持ちを贈れる。
・投資にお金をかけて、すべての目的をかなえる。