【噂の検証】TENGA(TENGA)社長の年収・経歴を大調査!
男性用のアダルトグッズとして、爆発的なヒットをしているTENGA。
発売10周年を経て累計販売数4000万個を誇るほどの商品は、国内にとどまらず海外にもマーケットを拡大しています。
国内7,000店舗以上のドラッグストアでも扱われているTENGAですが、その社長の年収は、どのくらいの金額なのでしょうか。
社長の経歴なども含めて、紹介します。
Contents
TENGA(TENGA)とは?
TENGAは、男性用の使い捨てアダルトグッズ。
創業者である代表取締役社長の松本光一氏が、2年の歳月をかけて開発したグッズで、大手アダルトコンテンツ企業社長にプレゼンしたことが発売のきっかけとなりました。
発売開始は、2005年7月7日の七夕。
5種類のカップシリーズでスタートしたTENGAは、いまや24種類もの品揃えがある人気シリーズ商品です。
デザイン性に優れ、種類豊富で、性能もバッチリと3拍子揃ったTENGAは、発売後1年で100万個が販売される大ヒット商品となりました。
- スタンダード
- ソフト
- ハード
- U.S.TENGA
- SD TENGA
と5つのシリーズに分けられた製品には、季節限定品などもあり、楽しみにしているファンも多数。
一時は、グッドデザイン賞の途中選考まで通過した実績を持つほど、オシャレな点も人気の理由となっています。
TENGA売上
発売開始から、瞬く間にヒット商品となったTENGA。
従来にはなかったデザイン、用途を明確に前向きに宣伝したことなどが功を奏し、いまや海外にも販売マーケットが拡大されています。
ここでは、TENGAの売上について、見ていきましょう。
累計販売数は4,000万個
TENGAシリーズは、発売1年で100万個を売り上げ、10周年時には累計販売個数4000万個の売上を記録しています。
株式会社TENGA全体の売上高は、2017年2月期で45億2000万円。
当時の従業員数は28人ですから、社員の年収も大きかったのではないでしょうか。
TENGAが発売されるまで、アダルトグッズは5,000個も売れればヒットしたほうだといわれていました。
TENGAは、発売前に小売店向けのプレゼンテーションを行った時点で、予約発注を5万個も取り付け。
発売後、3ヶ月間で10万個の販売目標を設定していたにもかかわらず、実際にはたったの1ヶ月で10万個を売り上げたのは奇跡です。
100万個の売り上げ記録に到達したのは、わずか1年後。
10周年では4000万個の売り上げを記録しましたが、その後は早くも5000万個の売り上げを達成しています。
売れる理由は、デザインも性能も、常に進化させているから。
一般製品も改良を重ねていくように、アダルトグッズも改良し続けるのが当たり前というのが、松本社長のモットーです。
海外にも出荷
TENGAは、世界40ヶ国以上で販売されています。
TENGAが海外から反応されるようになったのは、発売1年目から。
インターネット上で、アダルトグッズとは思えない商品として情報拡散されたのです。
海外メディアのForbesにも掲載されたほどで、問い合わせは多かった模様。
ただし、輸出を始めたのは、発売3年後くらいから。
その後、7年かけて輸出先を徐々に拡大しました。
それだけ時間をかけたのは、さらに高品質にしたかったことと、サイズ展開を豊富にしてから海外展開したかったと、松本社長は語っています。
これまでのTENGAの海外販売は、代理店方式でした。
これからは直接販売したいと、海外に販売会社を作ると同時に、ドラッグストアやスーパー、コンビニ、デパートなどの売り場にTENGAを置いてもらうヴィジョンもあるようです。
そのために、アダルトグッズではなく、セクシャル・ウェルネス(性の健康)という新カテゴリーを作っていこうとしています。
TENGAの新製品
TENGAシリーズは、続々と新製品を開発していることでも期待されています。
ここ数年、開発が目覚ましい分野が、女性向けのバイブレータやセルフケアブランド。
デリケートゾーン用のケアアイテムなども揃い、女性好みのカラーやデザインが魅力的なアダルトグッズも好評です。
カップル向けのバイブレータなども、意欲的に開発しているTENGA。
スマートフォンを使った男性のための妊活グッズとして、精子観察キットを開発したり、エナジードリンクを発売するなど、いつも画期的な新製品を生み出し続けています。
株式会社典雅、松本光一社長の経歴
株式会社典雅の社長である松本光一氏は、1967年生まれ。
静岡県出身で、車好きが高じて自動車整備士を目指した人物です。
三菱自動車整備専門学校を卒業後は、外車のディーラーに就職。
スーパーカーやクラシックカーの整備に携わった後、中古車販売会社へと転職しました。
トップセールスマンとして活躍した後、次第にモノづくりをしたいという気持ちを抱くようになったというのが、松本社長のはじまりです。
脱サラして会社を企業
モノづくりのアイディアを求めてホームセンターや雑貨店などを覗いているうちに、アダルトショップのウィンドウで見かけたアダルトグッズに違和感を覚えた松本社長。
そこで、世の中にないアダルトグッズを作ろうと決意したそうです。
2005年3月には、1000万円の資本金で、有限会社TENGAを設立。
2006年には、株式会社化しています。
典雅の由来は、高品質な製品を作ろうという思いからきているのだといいます。
松本光一社長といえば、お笑いコンビのたんぽぽ川村エミコとの交際が週刊誌にスクープされたことでも有名です。
その後、破局になったと、川村エミコさん自身のブログで発表されていました。
一時は結婚かとも注目され過ぎたことが、真面目な松本社長にとって問題になったのかもしれません。
仕事一筋に歩んできた松本社長にとって、起業から10年以上経った今でも、これからが正念場なのでしょう。
エイズ予防支援チャリティー
TENGAには、オリジナルコンドームのシリーズも発売されています。
キース・ヘリングとのコラボ商品もあり、エイズ予防支援のチャリティーなどにも積極的です。
「RESPECT YOURSELF PROJECT」と題されたこのチャリティーでは、STOP AIDSの啓発活動とエイズ予防の支援が目的。
アパレルブランドとのコラボ商品を限定販売し、そこで売り上げた220万円は全額レッドリボン(※)に寄付されました。
(※)レッドリボンとは、財団法人エイズ予防財団のこと。
このようなチャリティーは慈善事業として行われているだけでなく、TENGAが単なるアダルトグッズではないとアピールしたい意味も込められています。
松本社長が、たった1人でTENGAを開発しているとき、支えとしたのは、まだ世に出ていないアダルトグッズを作ろうという決意。
海外にマーケットを拡大したときにも、セクシャル・ウェルネスの分野を開拓していきたいと考えた松本社長。
男性向けの妊活グッズ、女性向けのアダルトグッズやデリケートゾーンのお手入れグッズなど、セクシャルなことを明るく解決しようという意気込みが感じられます。
気になる年収
高校を卒業して自動車整備士学校を経た後、自動車整備士として真面目に働いてきた松本光一社長。
根っからの真面目さは、中古車販売会社でトップセールスマンとして活躍したプロフィールからもわかります。
その際、稼いだお金は、借金の返済にあてたそうですが、有限会社TENGAを起こすときには1000万円の資金を準備。
お金にしっかりしていることも、うかがえます。
真面目な経歴を経て、画期的なアダルトグッズの開発と販売を手掛けるようになった松本光一社長は、いまや世界マーケットに繰り出している人物。
40ヶ国もの地域でTENGAが発売されるようになり、ヒットしている今、TENGA社長の年収は相当のハイレベルだろうと予測できます。
2012年には売上高が22億円、2015年には26億円、2017には45億2000万円と右肩上がりのTENGAですが、まだまだ企業として成長を止めるわけにはいかない段階。
従業員も50人ほどに増え、養っていく義務が松本社長にはのしかかっています。
そんな松本社長の年収は、いくらなのでしょうか。
億単位の年収でも不思議ではありませんが、自動車整備士時代には給料を満足に払ってもらえずに苦労した経験もあります。
従業員をお金で苦労させないこと、会社を確実に成長させることのほうが、自分の年収を高めることより興味があるのではないでしょうか。
TENGAは今後も期待大の中小企業
TENGA社長の年収やプロフィールなどについて、参考になりましたでしょうか。
企業として、これからますます発展していきそうな勢いを感じさせるTENGAは、今のところ非上場。
今後、上場する期待もあり、投資先として目を付けておきたい企業でもあります。
ユニークな商品を扱っているだけでなく、社長のプロフィールや人格的な部分も興味深いところ。
真面目で辛抱強い努力家の松本社長が率いるTENGAは、中小企業として注目度大の存在です。
日本国内以上に、すでに世界から投資対象として熱い視線を送られていそうです。
- シリーズ豊富で、発売後1年目からヒットしたアダルトグッズ
- 今まで5,000万個以上の累計販売数
- 世界40ヶ国以上で販売されているTENGA
- 自動車整備士からモノづくりの世界に飛び込んだ松本光一社長
- ボランティア活動やアダルトグッズをポジティブにしていこうとする活動もしている