【年収を上げるには?】転職や資格取得などの3つの方法を紹介
日々働くなかで、自分の年収がもう少し多かったらどうなっているだろうと考えたことはありませんか。
誰だって、できることなら自分の年収を上げたいと思っているのではないでしょうか。
年収が上がることによって生活水準が上がったり、生活に余裕を持てたり、老後や家族のことも考えやすくなります。
しかし、年収を上げるにはいったいどんなことをすればよいのでしょうか。
ここでは年収を上げるための効果的な3つの方法をご紹介します。
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従業員から経営者・オーナーになる
最初の方法として、雇用される側から雇用する側に変わるという方法があります。
企業に勤めていればその分安定を得られるかもしれませんが、誰かに雇われているという環境である限り、年収には限界があります。
たとえば一般的に大手企業で役員をしている人でも会社が定めた給料を超えることはありませんよ。
会社にどんなに大きな利益が出たとしてもそれがすべて自分の物になることはなく、一定の基準に定められた金額を貰うことになります。
最大でも2,000万ほどでしょうか。
しかも2,000万円ももらえる人はサラリーマン全体でもかなり限られた人物のみといえます。
年収を一気に上げることはとても難しいです。
ところが立場を変えて経営者となると、2,000万円以上年収を手にしている人は多くいます。
サラリーマンだと限界があった年収に、際限がほとんどなくなるわけです。
もちろん簡単に今の年収を超えることができるわけではないかもしれませんが、きちんとした経営をおこなうことで収入アップさせることは難しくなくなります。
外資系企業に転職する
先ほどサラリーマンには給料に限界があり、必然的に年収に限界が生じてしまうお話をしましたが、同じサラリーマンでも、視野を広げることで限界を大きく引き上げることが可能になります。
前述した経営者・オーナーになること自体はおすすめしたい案ではありますが、人によっては「そんなリスクの高いことはできない」と考える人もいるのではないでしょうか。
あるいはわざわざ起業したいことがない、企業のなかでベストを尽くしたいという方もいることでしょう。
そんな人におすすめなのが日系企業から外資系企業への転職で年収アップをする方法です。
なぜなら同じ業界や同じ職種についていても、日系企業と外資系企業では年収がまったく違ってくるからです。
外資系企業に転職することで、驚くほどアップすることがあります。
年収3,000万円を超える人もおり、日本の企業に比べて大きく差が開いています。
外資系に勤めるには語学力なども必要になりますが、語学系の資格を取ることでスキルアップをして年収を上げることができるのであれば、間違いなく自分のためになります。
起業や独立には関心がないけれど、飛躍的に年収を上げたいという場合は、ぜひ外資系への転職を考えてみてください。
業界を変える
「外資系も起業もなかなか勇気がいるけれど……」なんて考えているのであれば、業界を変えてみるだけでも年収に影響があります。
さまざまな業界を覗いたことがある人はわかるかもしれませんが、年収は業界によって大きく違っています。
たとえば大手の銀行や商社は給料が高いのに比べて、製造業などは少し年収が低い傾向にあります。
同じ経理や事務の仕事だったとしても、業界を変えることによって大きく変わることがあるのです。
もし現在勤めている職種がほかの業界にも通じる仕事なのであれば、転職によっての年収アップが期待できます。
また、未経験でも資格を取るなどしてスキルアップし、新たな業界に飛びこむのもよいでしょう。
最近は通年採用を実施している企業も多いので、転職求人情報をこまめにチェックしてみるとよいですね。
転職エージェントに相談するというのもおすすめです。
この業界を変えるタイミングでさらに外資系に変えることで、さらなる年収アップも狙うこともできます。
上記以外の方法
転職や起業は人生を大きく左右する一歩です。
家族や友人に反対されたり、転職に不安を感じたりと、いきなり勤め先を変えることは難しい方も多いのではないでしょうか。
そんなときは社内でできることを探しましょう。
たとえば、あなたは会社に十分に貢献できていますか。
会社で給料を上げるということは、それだけ会社に貢献しなければならないということです。
今の状態より年収を上げたいのであれば、それ相応の仕事をしなければなりません。
会社に不足している技能・資格を取る
そこでおすすめなのが、会社に今必要とされていて、なおかつ不足している技能や資格を身につけること。
企業によっては一定の資格を持っているだけで給料アップにつながることもあるので、会社の規定を見直してみるのもよいでしょう。
会社の事業により貢献できるようになれば、出世できたり、年収アップにつながったりするようになります。
重要なのは会社の利益を考えることです。
資料作成や事務仕事ももちろん大切ですが、社内向きの仕事にばかり力を入れていても、会社への貢献は非常に薄いでしょう。
重要なプロジェクトで積極的に提案するなど、できるだけ会社の利益を意識して行動してみてください。
大企業から中小企業へ
一昔前までは考えられなかったことかもしれませんが、意外におすすめなのが大企業勤めのサラリーマンが、中小企業に転職することです。
一見年収アップからはほど遠いように思えるかもしれませんが、実際に大手企業から中小企業に移ることで飛躍的に年収が高まった人たちが多くいます。
年収がアップする理由はさまざまにありますが、一番多いのは「成果報酬型」に変わり、自分の仕事をやった分だけ評価されて年収が上がったということです。
大手企業は福利厚生も手厚く、給料も保障されていることが多いですが、その分画一的に決められた給料で動くことが多く、ほかの人より成果を上げたからといって、飛躍的に年収を上げることは難しくなります。
しかしながら中小企業ではマンパワーがとても大切であるため、仕事ができる人にとっては実力を発揮しやすい場でもあるといえます。
年収の平均金額アップ率は人それぞれですが、50~500万と大幅アップしている方も多くいます。
自分のスキルに自信があるのであれば、転職してみるのもよいのではないでしょうか。
副業をはじめる
転職は難しそうだし、会社で年収アップは図れないかもしれない……そんなときは副業をはじめてみてはいかがでしょうか。
最近では副業を認めている企業も多くなってきており、仕事の合間を縫って副業をしている方も多く見受けられます。
副業は本業に匹敵するほどに時間をかける必要はありません。
あくまで空いている時間でおこなうことがポイントです。
一見すると「そこまで年収アップに関係ないのでは?」と思うかもしれませんが、月に数万でも、年収にすれば何十万も変わってきますし、一番簡単に年収を増やせる方法といえるでしょう。
副業にもさまざまな種類があります。
たとえば株やFX、不動産などの投資があげられます。
当然リスクはありますが、ある程度知識と情報を持ち、資金があるのであれば、はじめること自体は難しくありません。
実働時間は短く、本業に支障が出ることもほとんどないといえるでしょう。
また、ブログで収益を得るブロガーやアフィリエイターも最近では珍しくありません。
文章を書くのが得意であればこうしたネットで副業をはじめるのもよいでしょう。
web系の会社に勤めている方であれば、クラウドソーシングなどでライターやデザイナー、エンジニアなどの仕事を取り、副業をはじめるのもおすすめです。
ほかには、手作りのグッズをフリマアプリで販売するような商売をしている方も多くいます。
いずれにせよ、本業の邪魔にならない形ではじめるか、本業のためになるような形ではじめると、ストレスなく楽しめるのではないでしょうか。
ただし、当然ながら副業を禁止している企業もあります。
無理に副業をはじめると罰則を受けたり、会社を辞めなくてはならなくなったりすることもあります。
副業をはじめる際は会社が副業を許可しているかどうかをきちんと確かめてから行うようにしてください。
自分に合った方法を選ぶことが大切
年収を上げる方法には多くの種類があります。
ここで大切なのは、自分に合った方法を選ぶということです。
給料を目的に転職をして、仕事内容や会社の雰囲気に馴染めなかったという例も聞きます。
年収を第一に考えるのではなく、自分の生活や仕事などトータルで判断していくようにしましょう。
- 年収を上げる方法は、自分の個性や目的によってさまざまに選ぶことができる
- 外資系企業に転職する、業界を変える、大手から中小企業に転職する、社内でできることをする、副業をはじめるなどの方法がある
- 自分でやりやすい方法を模索していくのが一番