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給与の高い企業は理系or外資?気になる社員の平均年収ランキング

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この記事は約 10 分で読めます。

年収の高い企業というと、外資系の企業やホールディングスと付く企業を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?

外資系とは、外国投資家が株式もしくは持分の3分の1超を所有している企業。

持ち株会社が出資する企業し、外国投資家の直接出資比率及び間接出資比率の合計が3分の1超となる企業のことです。

 

給与は高いに越したことはありませんね。また、理系の企業には安定性という魅力があります。

 

それでは、就職するなら理系と外資系どちらが良いのでしょうか。

ここではそこのところに迫ってみます。

 

これから就職先について考える方、または転職を検討している方は特に、高給企業のランキングに興味を持っておられることでしょう。

ここでは給与の高い企業について分析してみます。

さっそく気になる社員の年収ランキングをチェックしてみましょう。

 

給与の高い企業の特徴

給与の高い企業は共通する特徴があります。

どのような違いがあるかを見てみましょう。

 

ライセンス・資格を活かして、興味のある仕事ができる

給与の高い企業には、ほとんどに共通する特徴があります。

それはライセンス・資格を生かして仕事ができること。

資格を生かせる職場は給与も高い、ということもできます。

お金と時間をかけて取得した資格ですから、企業側は雇うときにそれに対応する給与を提示します。

その結果、男性女性に関係なく年収は高くなります。

 

取得する資格を選ぶときには、自分に合った資格、興味がもてる資格を選ぶことが大切です。

それと同時に、高給与の企業で必要とされている資格をチェックしておくとよいでしょう。

そうすれば、高給与の企業への就職を目指すことができるでしょう。

 

自分に合った、興味のもてる資格を取得し、それを生かせる高給与の企業に就職できれば何よりです。

もしも狙った職場に就職できなかったとしても、資格を持っていれば就職に有利ですし、資格を生かせれば一般の企業でも高給をねらえるでしょう。

 

多くの外資系の給料は「ベース給」「インセンティブ給」がある

高給与の企業と聞いて、多くの人が思い浮かべるのは外資系の企業ではないでしょうか。

外資系の企業にはある特徴があります。

それは、給料にベース給とインセンティブ給があること。

初めて聞く、という方もいると思うので、ここで簡単に説明したいと思います。

 

ベース給とは、昇進とともに上がっていく給与。

インセンティブ給は、個人の仕事の成果や市場環境によって上下する給与です。

外資系企業は、インセンティブ給がとても高いのが魅力です。

つまり、成果を出しただけたくさんお給料がもらえます。

 

たとえば、外資系企業の投資銀行部門はもともと高給与ですが、それに加えて30%~100%のインセンティブ給がもらえます。

インセンティブ給のパーセンテージ次第で、給与は膨大な額に膨れ上がります。

 

また、外資系金融の役職ごとのベース給は、新卒アナリストで800万~1300万円、アソシエイトで1100万~1500万円、ヴァイスプレジデントで1500万~2000万円、マネージングディレクターで2500万~4000万円です。

マネージングディレクターになる道はとてつもなく険しいですが、たどり着いたところに年収4000万円が待っています。

 

【理系】給与の高い企業の平均年収ランキングTOP10

理系の企業で、給与の高い企業をランキングしてみます。

ここでは、「就職四季報」の位企業の年収ランキングを参考にします。

 

1位:野村総合研究所・・・平均年収1091万円。

2位:エーザイ・・・平均年収1040万円。

3位:第一三共・・・平均年収1036万円。

4位:アステラス製薬・・・平均年収1035万円。

5位:日本オラクル・・・平均年収1010万円。

6位:東洋エンジニア・・・平均年収999万円。

7位:新日鉄住金エンジニアリング・・・平均年収987万円。

8位:杏林製薬・・・平均年収981万円。

9位:ファナック・・・平均年収980万円。

10位:大気社・・・平均年収978万円。

 

トップ5までは、年収1000万円超えです。

野村総合研究所は、野村ホールディングス株式会社、株式会社セブン&アイ・ホールディングスを顧客に持つ、安定した企業で見事1位です。

2位のエーザイは、3位の第一三共、4位のアステラス製薬と、トップ5に製薬・医薬品メーカーが3つ入っています。

薬剤師の資格が活かせ、理系・研究開発職で高給与が狙えます。

創薬研究職、臨床開発職、管理薬剤師などを募集しているので、資格のある人、こうした分野に興味のある人はチェックするのがおすすめです。

 

【外資系】給与の高い企業の平均年収ランキングTOP10

次いで、外資系の企業で、給与の高い企業をランキングしてみます。

ここでは、アメリカのフォーチュン誌に掲載された、高年収企業トップを参考にします。

 

1位:Southern Ohio Medical Center・・・平均年収5446万1817円。

2位:Bingham McCutchen・・・平均年収2540万2461円。

3位:Alston & Bird・・・平均年収2233万6863円。

4位:Perkins Coie・・・平均年収2102万4399円。

5位:EOG Resource・・・平均年収2094万1482円。

6位:Devon Energy・・・平均年収1979万1855円。

7位:Ultimate Software・・・平均年収1842万6000円。

8位:Hitachi Data Systems・・・平均年収1817万0034円。

9位:Boston Consulting Group・・・平均年収1715万4273円。

10位:Autodesk・・・平均年収1670万5500円。

※1ドルを111円として計算

 

いくら外資系企業について調べているといっても、アメリカの企業名は聞き慣れず現実味が沸かないかもしれません。

そこで、なじみのある外資系IT企業の平均年収ランキングも見てみたいと思います。

 

1位:グーグル

最初の役職のベース給は650万円、それにインセンティブ給が加わり年収は800万円。

さらに次の役職になるとベース給は900万円、それにインセンティブ給が加わり、年収は1000万円。

2位:日本オラクル

最初の役職のベース給は500万円。

次の役職のベース給も500万円、それにインセンティブ給が加わり、年収は800万円。

3位:日本マイクロソフト

最初の役職のベース給は450万円、それにインセンティブ給が加わり年収は600万円。

さらに次の役職になるとベース給は600万円、それにインセンティブ給が加わり、年収は800万円。

4位:アマゾンジャパン

最初の役職のベース給は450万円。

さらに次の役職になるとベース給は550万円、それにインセンティブ給が加わり、年収は700万円。

5位:ブルームバーグ

最初の役職のベース給は450万円、それにインセンティブ給が加わり年収は500万円。

さらに次の役職になるとベース給は500万円、それにインセンティブ給が加わり、年収は600万円。

 

ベース給はまあまあでも、インセンティブ給が加わると高給与になります。

企業によってはストックオプションが加えられることもあり、合計するとさらに高給与になります。

 

外資系の企業といっても、年収は分野ごとに大きく変わるので、外資系企業だからといって必ずしも高給与だとは限りません。

しかし、繰り返しになりますが、外資系の企業はほとんど給料にインセンティブ給が加わることやストックオプションが付くので、高年収が期待しやすいのです。

これが外資系企業の魅力だといえます。

 

理系と外資系の平均年収ランキングを比較

高給取りを目指すなら外資系企業と理系企業が人気です。

しかし、例え同じ給与でも、異なる点があります。

両者にはどのような違いがあるのでしょうか。

 

外資系企業は高い年収と「激務」が比例する?

外資系企業といっても、すべてが高年収なわけではありません。

中には年収ほどほどな外資系企業もあります。

外資系企業の平均年収は、会社のある場所、状況などに大きく左右されます。

 

年収が高い外資系企業は、激務に比例しているともいえます。

それを物語るかのように、年収の高い外資系企業の平均勤続年数は驚くほど短いことがあります。

企業にもよるのですが、激務のあまり体が持たない、精神的に参ってしまう、ということもあるようです。

 

年収の高い外資系企業には憧れるものですが、体をこわしてしまっては元も子もありません。

体調や向き不向きを考えつつ、長つづきしそうな仕事を見つけたいものです。

 

しかし、その激務が向いている、という人がたまにいます。

生まれ持った特性的が仕事内容に適合する場合です。

その場合、忙しささえ性に合っていると感じ、生き甲斐にまでなるのです。

そんな人がトップまで昇進を果たすのでしょう。

 

理系企業は「安定」と「将来性」が人気

理系企業は外資系企業と比較して、インセンティブ給やストックオプションなどがないので給与額は変動しにくいです。

外資系企業のように給与が膨れ上がることは期待しにくいですが、理系企業にもそれなりの魅力があります。

それは安定性と将来性です。

 

余談になりますが、サービス業は流行に左右されやすく、安定や将来性に関しては弱みです。

対して、理系企業はテクノロジーを駆使するため社会の景気の影響を受けにくく、就職状況も比較的安定しているといわれています。

将来性と安定性を求める人に、そんな理系企業は人気があります。

 

高収入の企業に就職するなら自分の身体と相談を

いかがだったでしょうか?

給料が高いといわれる外資系と理系の違い、おわかりいただけたでしょうか。

外資系の企業はベース給にインセンティブ給が加算されるため、高給与になりやすいということ、理系の企業は安定性、将来性という強みがあります。

 

どちらも就職難度が高く、高収入が狙える分野です。

外資系投資銀行のTOEIC中央値は900なので、学力は必要です。

就職先を自由に選べるなら、誰しも平均基本給が高い企業への就職を希望します。

しかし、高年収の企業は往々にして激務です。

激務で体を壊しては元も子もありません。

長続きしそうな企業に就職するのがいいでしょう。

商品先物取引業など、他にも色々な企業があります。

まだ就活に時間のある人は、業界ランキングをこまめに注目しましょう。

 

まとめ
  • 外資系の年収は、昇進とともに上がっていくベース給と個人の成果に伴うインセンティブ給で成っている。
  • 外資系の企業によっては、インセンティブ給の割合が高めなので高給与が望める。
  • 理系企業の強みは安定性と将来性。

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