【格安sim】迷ってる人におすすめ!通信速度で比較&検証サイト
いまやさまざまな企業が豊富な通信サービスを展開しています。
その中で注目を浴びている「格安SIM」。
OCNモバイルONEやBIGLOBE、楽天モバイル、そして最近ではLINEモバイルも「格安SIM」に参入しました。
simにはそれぞれ企業の強みがあり、通信速度が早い・利用料金が安いなど特徴がいくつかあります。
通信速度が早いとネット環境が快適でストレスフリー、利用料金が安いと節約にもなり経済的負担が減ります。
格安simを検討している方は、数ある企業の中から自分に合ったベストなものを選びたいものです。
そこで多数ある格安simを比較して検証をしていきましょう。
ぜひご自身の格安sim選びの参考にされてください。
Contents
「格安sim」ってなに?
ドコモやau、ソフトバングなどの大手通信キャリアには通信設備が揃っています。
格安simにはその通信設備がないため、通信設備を他から借り入れ利用者に提供するサービスのこといいます。
通信設備を持つ事業者を「MNO」、通信設備を借り入れ提供する事業者を「MVNO」と呼び、格安simは「MVNO」に属します。
格安simと大手キャリアの一番の違いは、豊富な料金プラン・通信量です。
大手キャリアの場合、基本契約する時はセット料金が基本です。
しかし格安simの場合は、自分で自由にプランを選ぶことができます。
通信量も無制限にすることができるので、他の大手通信キャリアと違ってネットや動画をたくさん見ることも可能にします。
「格安sim」のメリット・デメリット
続いて格安simのメリット・デメリットについて説明していきましょう。
メリット
まずは、メリットについて説明します。
安い
格安simの強みは、なんといっても「月額料金が安くなること」です。
豊富な料金プランがあるため、必要に応じて自分で安く料金プランを組めることが可能です。
例えば、
- 「通話料金を安くしたい人」は、音声通話プラン入る。
- 「通信料金を安くしたい人(電話しない人)」は、定額プランに入る。
など、自分にあったプランに入ることで、通信機器を安く使用することができます。
プランごとに通信容量が設定されているので、お好みに設定が可能です。
一方の大手キャリアは、サービスは充実していますがそれ相応の料金プランとなっているため、割高に感じてしまうことがあります。
特別なサービスを必要としない人は、格安simが断然おすすめです。
自分好みの料金プランができる
格安simには豊富な料金プランがありますが、大きく分けると2種類です。
基本的には、「音声通話プラン」「定額プラン」の2つになります。
■音声通話
電話を利用したい人は、こちらのプランを選びましょう。
■定額プラン
電話を利用せずネットだけ使いたい人は、こちらのプランがおすすめです。
音声通話プラン・定額プランでは、さらに細分化されていてGB(ギガバイト)プランが存在します。
BIGLOBEを例に見るとデータ量は、3ギガ.6ギガ.12ギガ.20ギガ.30ギガと分かれています。
音声通話プランに入ると通話料金が安くなり、楽天モバイルのかけ放題オプションでは、5分間かけ放題が918円で契約ができます。
定額プランには無制限のプランがあるので、ネットをかなりの頻度で使用する人は、データ通信量を無制限にすることによって、データ容量の制限を無くすことが可能です。
2年縛りがない
大手キャリアのドコモやau、ソフトバンクで契約をすると、必ずといってもいいほど出てくるのが2年縛りです。
契約すると本体の機種代金を分割して月々支払いをします。
その返済が終わる期間が2年間というのが「2年縛り」の意味です。
2年縛りでは、途中で乗り換えようとしても違約金が発生することになります。
しかし、格安simには2年縛りという契約がほとんどありません。
(※最低利用期間があるところもありますが、1年以内がほとんどです。)
OCNモバイルONEを例にすると、定額プランは違約金0で最低利用期間もないので、いつでも解約が可能です。
(※ただし、音声通話プランだと最低利用期間6ヶ月で6ヶ月以内だと違約金8000円かかります。)
大手キャリアを利用して、「使いづらい携帯だけどあと2年我慢しないと…」なんて思ったことありませんか。
2年縛りがあることによって、乗り換えたくても違約金の発生でなかなか乗り換えれない現実がそこにはあります。
しかし格安simは、基本的に思い立ったらsimロック解除して、他のsimフリーに乗り換えることが可能です。
デメリット
格安simのメリットを紹介しましたが、デメリットもあります。
さっそく説明しましょう。
クレジットでの支払いが多い
大手キャリアでの支払いの方法は、口座振替・請求書払い・クレジットカードなどさまざま対応しています。
しかし、格安simのほとんどはクレジット払いに限られています。
OCNモバイルONE・ワイモバイルは口座振替も可能ですが、申込用紙を送ったあとも時間がかかることが多く面倒です。
クレジット支払いでは、ネットから設定すれば支払いが可能のため簡単に手続きができます。
格安simを利用する方は、クレジットカードを準備するといいでしょう。
日本の携帯電話業界では不採用
格安simのシステムは、日本の携帯電話業界では採用されていません。
au・ドコモ・ソフトバンクの大手キャリアは、simロックという制限があります。
例えばドコモで販売されているスマホには、ドコモ専用のsimカードが入っています。
そのSIMカードを他のキャリアに移しても、SIMロックがされているので使うことができません。
しかし格安simは、simロックがないのでsimフリー端末にsimカードを差し込むとすぐに利用することができます。
最近になって大手3キャリアもsimロック解除を始めていますが、購入から101日目から可能など最低利用期間が設定されています。
通信速度で比較&検証
ネットを利用する人が一番気にするところが通信速度です。
キャリア毎に通信速度の比較表を使用して説明します。
UQモバイル | UQモバイルは、格安simの中では一番早い通信速度です。
昼や夜に使うと他の格安simの場合、基本的に速度が遅くなりますが、UQモバイルは安定して早いデータ通信速度です。 料金も最低通信料金980円から使用が可能です。 |
ワイモバイル | ワイモバイルもUQモバイルと同様、通信速度も早く昼や夜に使っても安定した通信速度です。
最低料金は1480円となり、UQモバイルより若干高めです。 |
LINEモバイル | LINEモバイルの通信速度は早いですが、UQモバイルとワイモバイルと比較すると劣ります。昼頃になると低速になりますが、料金は
最低料金500円からなので月額料金を抑えたい方に向いています。 |
BIGLOBE | BIGLOBEは、朝は通信速度は早くなりLINEモバイルより早くなっています。しかし昼・夜になるとLINEモバイルより低速になるので、主に朝によく利用する人向けです。
最低料金は900円です。 |
OCNモバイルONE | OCNモバイルONEは、朝は通信速度は早めに設定されていますが、昼と夜になると低速です。しかし夜はLINEモバイルとBIGLOBEと比べれば若干早めとなっています。
最低料金は900円です。 |
ユーモバイル | ユーモバイルの通信速度は、基本的に安定してます。
朝は通信速度が早くなっていて、昼と夜は低速になりますが、LINEモバイルとOCNモバイルONEとBIGLOBEに比べると早いです。 最低料金は680円です。 |
イオンモバイル | イオンモバイルは、朝だとユーモバイルのほうが通信速度は早いです。昼はユーモバイルよリ低速だが、夜になるとイオンモバイルが圧倒的に通信速度が早くなります。
最低料金は480円からと格安です。 |
格安SIMの比較はこのような結果となりました。
速度重視の人は、ワイモバイルとUQモバイルが断然おすすめです。
月額料金を抑えたい方は、イオンモバイルやLINEモバイルとユーモバイルがおすすめです。
おすすめの格安sim
ここからは、とくにおすすめの格安simを3つ紹介していきます。
紹介する格安simは、simフリー端末でも利用が可能です。
auユーザーは「UQモバイル」
UQモバイルの通信速度は、先程比較で説明したとおり格安simの中では一番早いのが魅力です。
格安simは、昼や夜に利用する人が増えるので、遅くなることが普通ですが、UQモバイルは問題なく利用することができます。
また格安simでは、キャリアメールを使えないことがありますが、キャリアメールも同等に使えます。
その場合、月に300円支払いが必要になりますが、機種変で面倒だったメアド変更する手間を省けます。
回線はauの回線を使っているので、auの端末をそのまま利用することができるため、auユーザーにとって便利です。
1つ弱点を挙げるならば、3Gで通信ができないことです。
3Gとは通信規格のことを指します。
通信は、都会や町中では4GやLTEで表示されることが多いのですが、地方や電波が悪いところだと3Gや1xとなります。
そのような場所では、通信障害を引き起こしネットに繋がりません。
サービスたくさん「mineo」
mineoの1番の特徴は、ユーザー目線でサービスを展開していること。
とくに魅力的な特徴として挙げられるのは「回線」です。
mineoでは、ドコモ回線とau回線の2つの回線が利用できます。
ほとんどの格安simはドコモ回線を利用していますが、mineoはauも使うことが可能です。
その他mineo独自のサービス、「マイネ王」という交流サイトのサービスがあります。
この交流サイトでは、役立つ情報を載せてユーザーが満足して「ありがとう」というお礼の気持ちの代わりに「10MB(メガバイト)」のチップを送り合うことが可能です。
さらに、「フリータンク」というユーザー目線で作られている機能があります。
mineoユーザーがパケットをシェアしていき、毎月1GBまで引き出すことができます。
このようにサービス性を求める人には、mineoがおすすめです。
通信速度を求めるなら「Y!mobile」
通信速度でいうとUQモバイルだけではなく、Y!mobileの通信速度も早くておすすめです。
とくに夕方以降はUQモバイルよりY!mobileの方が、通信速度は早くなっています。
またY!mobileは、音声通話simでもあるので10分かけ放題サービスがあります。
しかし、他の格安simでも10分電話かけ放題という設定は多くされていて、日本の平均通話時間を見ると2分25秒なのでサービス性としては弱いといえそうです。
また、Y!mobile注意点は、電話問い合わせの対応が悪いという点です。
質問の回答など間違えたり、長い間待たされたりすることが多いと口コミがあります。
電話対応が悪ければ実店舗があるので、店舗に問い合わせたほうがいいでしょう。
サービス性が低くても通信速度重視の方はおすすめです。
自分に合った格安simを探そう
格安simを扱う企業は多数存在します。
特徴もキャリアごとにさまざまあるので、気になる商品を比較して自分に合ったものを選ぶようにしましょう。
とくに商品の違いが大きいのは通信速度の時間帯です。
通信速度が早いと評判でも夜になると通信速度がグッと遅くなるキャリアもあります。
「失敗した!」とならないためにも、しっかりキャリア比較して、自分に合った格安simを選びましょう。
- 格安simは、通信設備を揃えている事業から回線を借りて利用者に提供している
- 大手キャリアに比べると月額料金が安い
- 豊富なプランがあるので自分好みにプランが選べる
- 通信速度重視ならUQモバイル・ワイモバイルの2社
- サービス重視ならmineoが一番