知らなきゃ損!イオン&すかいらーく株主優待のおすすめ特典大公開!
個人投資家であれば、誰もが聞いたことがある「株主優待」。
しかし、まだ投資に興味を持ち始めた段階の方には、株主優待が具体的にどのようなものなのか知らない方も意外に多いのではないでしょうか。
そんな方々に向けて株主優待がどのようなものか、さらに知らなきゃ損するイオン&すかいらーくの株主優待おすすめ特典について、徹底解説します。
株式投資の知識がない方でもわかりやすいように解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
株主優待券とは
株主優待とは、株を保有している個人投資家に対して、企業から割引券やカタログギフト、自社商品などの特典を贈呈することをいいます。
株主優待を行うことで、投資家による株式の新規購入や継続保有が期待できるため、数多くの上場企業がこの制度を取り入れています。
銘柄によっては、利回りが10%を超えるようなものもあるため、人気の株主優待を目当てに投資をはじめる方もいるのです。
利回りとは、収益(利子も含めた金額)の投資金額に対しての割合のこと指しますj。
たとえば、年利率5%の債券を100万円購入して、5年間保有したらプラス25万です。
それを125万円で売却した場合、収益は50万円(利子25万円+125万円-100万円)。つまり、年間収益は10万円です。
最初の投資金額は100万円だったので、年利回りは10%となります。
一方で、制度信用取引を行い短期で利益を狙うような方は、株主優待の恩恵を受けられない場合があり、向いているとはいえません。
株主優待とともに投資家が注目を集めるのは配当金です。
配当利回りとお金に換算された株主優待の2つを考慮して、保有しているだけでお得な銘柄を選べることができます。
株主優待を行っている企業
私たちの生活に身近な商品やサービスを提供している企業、その多くが株主優待を行っています。
では、具体的にどんな株主優待があるのでしょうか。
ここでは、誰もが一度は名前を聞いたことがある有名企業の株主優待について紹介します。
毎日使っている商品をもっとお得に手に入れることができる可能性もあるので、確認してみてはいかがでしょうか。
ライオン
洗剤や歯磨き粉でおなじみのライオン。
株主優待を行っている企業の1つです。
ライオンの株主優待の内容は自社商品詰め合わせ。
歯ブラシやハンドソープといった、ライオンの低価格で品質のいい製品を手に入れることができます。
しかし、株主優待を受けるためには、保有株式数が100株を超えていなければなりません。
2018年4月現在の株価より計算すると、最低投資金額はおよそ20万円です。
■2018年の配当金予定
1株あたり20円
キューピー
マヨネーズの国内販売シェア70%を誇るキューピー。
そのキューピーも株主優待を行っています。
キューピーは、自社グループの商品の詰め合わせを株主に配布しています。
保有株式数によって、もらえる詰め合わせセットは異なります。
- 100株以上保有で1,000円相当
- 500株以上保有で2,000円相当
- 1,000株以上保有で3,000円相当
100株を保有するなら、2018年4月現在で25万円程度の最低投資額が必要です。
また、キューピーの場合は保有期間を気にする必要があります。
「11月末日に100株以上を3年以上継続的に保有している」という条件を満たしていなければなりません。
■2018年の配当金予定
1株あたり38円
ビックカメラ
家電量販店のビッグカメラは株主優待として、商品券を用意しています。
- 100株以上の保有で3,000円分
- 500株以上の保有で5,000円分
- 1000株以上の保有で1万円分
- 1万株以上の保有で2万5,000円分
ビックカメラの特徴は、長期保有優遇制度です。
8月末に100株以上を1年保有していれば1,000円分、2年保有していれば2,000円分を追加で贈呈されます。
■2018年の配当金予定
1株あたり12円
身近で使えるおすすめイオン&すかいらーくの株主優待券の特徴
さまざまな企業が株主優待を実施しています。
そのなかでも、イオンとすかいらーくが発行する株主優待券は気軽に使えておすすめです。
イオンで頻繁にショッピングをする方や、すかいらーくグループの飲食店をよく利用する方は、ぜひ確認してみましょう。
イオンの株主優待券
さまざまな企業が株主優待を実施しています。
そのなかでも、イオンとすかいらーくが発行する株主優待券は気軽に使えておすすめです。
イオンで頻繁にショッピングをする方や、すかいらーくグループの飲食店をよく利用する方は、ぜひ確認してみましょう。
3-1.イオンの株主優待券
イオンが株主に対して発行するオーナーズカード(株主優待カード)を、イオンで買い物をする際に提示すると、なんと3%~7%のキャッシュバックをあとで受けることができます。
キャッシュバックのパーセンテージは保有株式数によって変わり、
- 100株で3%
- 500株で4%
- 1,000株で5%
- 3,000株で7%
となっています。
優待を受けるための最低売買単位100株を買う場合、2018年4月現在だと20万円程度が必要です。しかし、長期的に保有することを考えれば、キャッシュバックと配当で投資金額を補填することも可能です。
■2018年の配当金予定
1株あたり34円
すかいらーくの株主優待券
ガストやバーミヤン、ジョナサンなどの外食チェーンを運営する、すかいらーくグループ。
もちろん株主優待券は食事券です。
保有株式数によって食事券の年間でもらえる金額が異なり、
- 100株で6,000円相当
- 300株で20,000円相当
- 500株で33,000円相当
- 1000株で69,000円相当
となっています。
新たに株式を買い付けようとしている方は、権利確定日に注意が必要です。
権利確定日とは「株主優待を受ける権利を得られる期間のこと」を指します。
すかいらーくの決算は12月末。
権利付最終日の12月26日までに株式を買うことで、株主優待を受けることが可能です。
この期間を過ぎてしまうと、当年度の優待を逃すことになってしまいます。
事前に確認しておき、タイミングをみて株を購入しましょう。
■2018年の配当金予定
1株あたり38円
憧れの0円生活を送る
「働いて得る収入が0円でも、他のなんらかの収入源だけで生きていく」というライフスタイルに憧れを持つ方は、多いのではないでしょうか。
不動産投資や株式の売買、ギャンブルなどさまざまな選択肢があります。
今回の記事で取り上げている株主優待もその1つです。
ここでは、株主優待だけで憧れの0円生活を送るためにはいくら必要なのか、現実味のある話なのかどうか、解説します。
株主優待で生活するにはいくら必要か
株主優待で生活するには、「相当な額が必要」ということは容易に予想できます。
では、配当金について考えてみましょう。
2017年10月の東証一部配当利回りの平均は1.87%。
2人以上で住んでいる人の平均生活費は、年間約370万円です。
370÷0.0187という計算式を求めると、19,786.0963。
つまり、約1億9800万円が必要になります。
配当利回りの高い企業をピックアップして投資をしたり、QUOカードや商品券などの現金に近いものを株主優待の特典にしている企業に投資したりと、さまざま工夫をすることで、夢の生活に近づくことはできるかもしれません。
株主優待生活を送る棋士「桐谷広人」さん
元プロ棋士の桐谷広人さんは、「株主優待だけで生活する人物」として、数多くのテレビに番組に出演していました。
桐谷さんは600社以上の株式を保有しており、その時価総額は当時で1億円でした。
家賃以外の生活費は株主優待だけでまかなっており、さまざまな店舗の営業日に合わせて1日のスケジュールを立てたり、計画的な生活を送っています。
実際に株主優待だけで生活している人がいるという事実は、その現実味を裏付けてくれます。
お得な株主優待を選んで快適節約ライフを送ろう
いかがでしたか。
株主優待を上手に活用することで、割引を受けられたり、商品をもらえたりと快適節約ライフが送れるということがわかりました。
株主優待には、今回紹介したもの以外にも魅力的なものが多数あるので、情報を集めるといいでしょう。
そして、実際に株式を購入する際は、まず株主優待の権利を取得できる最小限の売買単位で購入することをおすすめします。
- 株主優待とは企業の株式をもつ個人投資家に与えられるさまざまな特典のこと
- 株主優待はライオンやキューピーといった有名企業が実施している
- イオンやすかいらーくの株主優待券は気軽に使えてお得!
- 権利確定日が設定されていることに注意!
- 株主優待で夢の0円生活を実現させる人もいる