投資のリスク?良い投資案件を見極めるために大切なポイントとは
世の中に出回っている投資案件のうち、9割以上は詐欺案件とも言われています。
私募ファンドのように一般的には公表されない案件での詐欺手口が出回っているため自己防衛意識が必要です。
より豊かな生活を目指して投資をしたのに、お金をだまし取られるようでは元も子もありません。
良い投資案件の見分け方を理解して、被害を未然に防ぎましょう。
Contents
お金を集める理由を聞く事!
投資とは出資者になることですから、お金を集める目的をはっきりと聞きましょう。
「○号ローンファンド」という名前を聞いただけでは、はっきりと借り主や資金用途がわかりません。
予定運用期間や予定利回りなど基本的な条件と一緒に、事業内容やプロジェクトの目的を調べてリスクを回避しましょう。
お金を集める理由が明確な投資案件の例として、オフィスビル再販プロジェクトとオフィスビルPMプロジェクトが募集する不動産担保ローンファンドがあげられます。
オフィスビルを買い取ってマンション開発プロジェクトなどに作り変えて再販する目的が明記されており、細かい内容まで把握することができます。
お金の使い道が不動産開発の場合には、「新築マンションなのか」「マンション一室なのか」など狙っているマーケットまで確認することをおすすめします。
ローンファンドの場合は、どんなローンを対象としているのか調べます。
たとえば、保全性の高い「シニアローン」か、審査は通りやすいが金利の高い「メザニンローン」かによってリスクが大きく変わります。
リスクが高い案件の場合は、担保評価額を確認するなど、自主的なリスクヘッジが必要です。
未公開株や社債の発行の場合には、お金を集める母体が重要です。
母体がはっきりしない場合には、詐欺目的で勧誘していることも考えられます。
大手証券会社の社員を装って勧誘する被害もでていますから、名前をよく聞く会社の名刺であってもすぐには信用しないようにしてください。
未公開会社が特定のプロジェクトのために個人投資家まで声をかける例は少なく、投資案件自体の信憑性が低いといえます。
仮に実在する案件だったとしても、一般的な市場では取引できない商品であることが多いはずです。
償還前に資金需要がでた場合、簡単には売れないことも理解しておきましょう。
高い利回りはリスクと隣り合わせであることも考慮しておく必要があります。
出資する前に借り入れをしない!
出資する前に借り入れすると、正常な判断がしにくくなります。
借りたお金の元をとるために投資を急ぐと、条件のチェックが甘くなって不利な条件の投資案件をつかまされるリスクもでてきます。
すぐに利益がでるような、怪しげな投資案件にもだまされやすくなるため注意が必要です。
出資は事業の成功を願って行うものなので、配当がもらえるまでには一定の時間がかかります。
この期間の利息負担は将来的に回収できるものと信じて自己負担が必要です。
資金繰りが切迫している状況で借り入れをしてしまうと、キャッシュフローがまわらなくなります。
新しい有望な投資案件が出てきたときにまわすお金が足りないことで借り入れを繰り返すと、自分の首を絞めることにもなりますから注意しましょう。
一般的には、リスクとリターンは比例関係にあたります。
リスクが高い投資ほど大きなリターンが期待できるため思い通りに相場が動いたときの利益は大きくなります。
リスクとは、単に「損をする確率が高い」というだけではなく、どのように動くか予想できない不確実性と考えてください。
変動幅が大きな投資対象に資金を入れたら、マイナスになったときのダメージも大きくなります。
借り入れをしてまで出資したにも関わらず大きな負債を抱えてしまうと返済が難しくなります。
借りたお金にかかる利息はコストになって完済するまでかかるものです。
負債を利用してレバレッジをかけて大きなパフォーマンスをねらう手法もありますが、限られた資産を活用する手段としては不向きといえます。
考えていた動きと逆に相場が動いたとき、身動きがとれなくなります。
良い投資案件とは、自分の身の丈にあった内容です。
まとまった資金がないと難しい投資の話を聞いても、思い切って見送って手厚い資金を確保する取り組みに集中しましょう。
投資額は自己資金の10分の1くらいにすること!
投資額を自己資金の10分の1くらいまでに収めることが、キャッシュフローを安定させるポイントです。
生活に必要な資金を確保してもなお余る分を投資にまわして、積極的な利益をねらっていきます。
大手証券会社に口座開設した場合、運用資金と目的の確認を受けるはずです。
いくらくらいなら投資にまわしてもいいかを明確にしておくことで、リスク許容度をはかるねらいがあります。
証券会社から投資案件の勧誘を受けるケースもありますが、リスク許容度に見合った商品が提案されます。
提示された案件が魅力的と感じるようなら、自己資金の10分の1までを目安に投資しましょう。
このときの10分の1というのは、全ての投資商品を合わせたときの換算値で計算します。
たとえば1000万円の自己資金があるとして、すでに50万円の投資信託を持っている場合、追加で50万円の投資案件なら検討できる状況です。
この場合、自己資金を手厚く準備しておくことで高額案件に挑戦する準備ができますから、コツコツ投資を継続しながら自己資金を厚くしていく努力が必要です。
投資資金を制限することはもちろん、自分の理解できない案件への投資を控えるなどのリスク管理も役立ちます。
ビットコインやノアコインなどの暗号通貨・セントコイン・ビットリージョンなど複雑な投資商品やコミュニティは多く存在しており、資産運用手段に活用している方もいます。
仮想通貨など比較的新しい投資商品はネットの仕組みも活用していて、複雑な運営手法が特徴です。
安定的な運用成果を求めるものとはいい難い、投機的意味合いが強いことを理解しておきましょう。
仕組みを十分に理解できていれば、リスクコントロールしながら挑戦することも可能です。
どのくらいの投資をしたら、どのくらいの損失が起こりうるのか分かっているだけでも、投資に関する不安は軽減できます。
仕組みを理解できないままに投資をはじめると、全財産を失う事態にもなりかねません。
投資にまわす資金量と対象の選択には十分注意してください。
結論を急かしてくる案件は基本疑え!
松山式・プレミアオーディオ会員などのようにメンバー募集を行って、投資案件を進める商法もあります。
投資案件の良し悪しは別としても、結論を急かすような募集方法は疑問が残ります。
年換算のパフォーマンスが良いように見せかけて、投資案件を持ちかける話もあるため注意すべきです。
誰もが魅力的と感じるような投資案件であれば、すぐに買い手が見つかるはずです。
「今、決めないと」と焦る気持ちはもっともですが、詐欺にあってからでは元も子もありません。
結論を急かしてくる案件は疑ってかかると決めておけば、突然訪問してきた営業相手でも慌てません。
支払期限が近いなど判断を急がせる案件は、投資詐欺の疑いがあると日本証券業協会のホームページにも明記があります。
まず冷静になる時間をとって、こちらの3点を考えてみてください。
- なぜ自分のところに儲け話が来るのかを考えて、心あたりがない話に対しては「ノー」という勇気を持つ。
- 投資案件を逃したとしても痛手がないようなら時間をかけて考える。
- 自分だけで悩まずに家族や周りの人に相談して、トラブルのない話かどうか判断をあおいでみる。
投資詐欺業者とお付き合いをしてしまうと、該当取引が詐欺行為であったことを武器にさらなる取引を強制されるリスクもあります。
できすぎた話には裏があると割り切って、条件を分析する冷静さを持ちましょう。
投資案件に参加するということは、「経営に参画する」のと同じくらい重要な決断です。
出資を受ける側のいいように利用されては、自分の利益になりません。
普段の仕事と同じく、大きな話ほど慎重に検討する必要があります。
良い投資案件をじっくり待って不労所得を増やしていけば、生活のゆとりにつながりますが、慌てて不確実な案件に投資すれば大損してしまうリスクもあるのです。
良い案件ほど慎重かつ丁寧に検証して、信頼できる業者とお付き合いするように心がけてください。
リスクの少ない投資を行うなら慎重な選択を
投資は自己責任が原則で、一定のリスクが伴います。
優良な案件に投資すれば良い暮らしにつながりますが、資産を損なう結果になりかねないこともまた事実です。
今回ご紹介したポイントを認識して、大切なお金を実りあるものにしてください。
投資には、株式や太陽光・インフラ案件など様々な分野があります。
それぞれの特徴とリスクを正しく理解して、自分に合った投資商品を選ぶことが大切です。
人から聞いた話を鵜呑みにしないで、自分なりに情報収集する癖をつけるだけでも違います。
少ない金額からはじめて、着実にコツコツ増やしていくことが失敗しない投資の王道です。
長い目で見た資産運用計画を、今一度考えてみてはいかがでしょうか。
- 投資対象と運用主体をはっきりさせて信頼できるか見極めよう。
- リスクを許容範囲にするために投資額を制限して事前の借り入れを控える。
- どんなに良い話でもゆっくり考えてから返答する。
- 投資にはリスクが伴うことを理解して良い話はまず疑う。