【お笑い芸人限定】芸能人年収ランキング!トップ10を大公開
数え切れないほどいるお笑い芸人ですが、芸人の仕事だけで食べていける人はほんの一握りです。
売れるか売れないかの格差は激しく、下積み時代の苦労をネタにするお笑い芸人も少なくありません。実際のところ、どのような給与体系なのか気になるところです。
今回は、そんなお笑い芸人の年収や給料事情について詳しく見ていきます。
Contents
事務所によって、収入が変わる!?
芸人を含むタレントの世界は、基本的に給料は「歩合制」で、テレビ局が事務所に払った番組出演料から、事務所が手数料などを抜いた金額がタレントに支払われます。
最初にお伝えしておくと、芸能界の大御所・和田アキ子さんは、この世界では珍しい「給料制」です。つまり、この後のランキングにも出て来ることはありません。
現在、日本には大小様々な芸能事務所がありますが、芸人が所属する事務所によってもギャラ(番組出演料)の取り分に差が出てきます。また、テレビ局別出演料といって、テレビ局によっても違いがあります。
事務所によって大きな違いが出る特殊な世界でも、❝売れっ子❞と呼ばれる芸人は、事務所の取り分の大小は関係なく、毎年とんでもない金額のギャラを稼いでいるといいます。
海千山千のお笑い芸人の世界で、最も稼いでいる芸人は誰なのでしょうか。
それでは、気になる「年収ランキング」を発表していきます。
10位「有田哲平(くりぃむしちゅー)」
10位は、人気コンビくりぃむしちゅーの有田哲平さんです。
くりぃむしちゅーは、コンビ揃って2人とも年収ランキングのトップ10入りを果たしています。
どちらかといえば、目立って司会業が充実している上田晋也さんのほうが高収入のように見えますが、実は相方の有田哲平さんとギャラ単価に大差がないようです。
年収ランキングでも、10位と9位を占める仲の良さで、これまで不仲やギャラの格差で問題が出ているといったウワサも聞こえてきません。様々な面において上手くいっているコンビだといえるでしょう。
ちなみに、有田哲平さんの推定年収は、5億超。ピンでレギュラー番組を持っているのが強みです。
9位「上田晋也(くりぃむしちゅー)」
先ほども軽く触れましたが、9位も同じく「くりぃむしちゅー」の上田晋也さんです。
司会業で、ずば抜けた才を発揮しています。その甲斐あってか、相方の有田哲平さんより、テレビ出演ギャラ単価が若干高めに設定されているようです。
どこのテレビ局別出演料でも、50,000円から100,000円ほどの差があり、上田さんがいかにテレビ局から信頼されているかがわかります。
もちろん、視聴者からも安定の人気を得ているからこそ、テレビ出演のギャラ単価が良いのだと考えられます。
8位「浜田雅功(ダウンタウン)」
ダウンタウンの2人も、浜田雅功さんと松本人志さんでは、年収ランキングに大きな差が出ています。
テレビ出演のギャラ単価は、ほぼ互角ですから、年収に差さ出ているのは出演本数によるものです。松本人志さんが何らかの発言をするたびに大注目されており、そんな影響力の強い松本人志さんと比較すると、浜田さんは控えめに映ります。
コンビでテレビ出演している印象より、松本人志さんがピンで出演する回数が増えてきただけに、浜田さんの方は年収ランキングが少し低めです。
7位「明石家さんま」
大御所の中でも、ビートたけしさんに次ぐテレビ出演のギャラ単価が高い明石家さんまさんですが、年収ランキングとなると、意外にも7位という結果が出ています。
ギャラ単価では頂点に上りつめたものの、テレビの出演本数では、他のお笑い芸人に比べると控えめといえるかもしれません。
レギュラーのご長寿番組はあれど、全盛期に比べてCM出演やテレビ出演が減ってきたことが年収ランキングに影響しているのでしょう。
とはいえ、一般的な60代と比較すれば今でも大変に忙しい方です。ご本人的には、今くらいのペースがちょうどよいと感じている可能性もあります。
6位「タモリ」
年収ランキング6位はタモリさんです。
ご長寿だった昼間のレギュラー番組が終了した影響は少なくないでしょう。
ただし、レギュラー的に出演しているテレビCMギャラ単価も高額なようですから、10位以下には下がらないイメージがあります。
タモリさんの場合、お笑い芸人というよりは、司会者のイメージが強いのも特徴です。
5位「内村光良」
「内村光良さんといえばコント」「コントといえば内村さん」というイメージが強く、作り込んだキャラクターの面白さで人気を博している芸人さんです。デビュー時から一貫してコント番組を続け、未だにその姿勢を貫いているのは尊敬に値します。
昨今では、美人女優の綾瀬はるかさんをコント番組に引きずり込み、お笑いに向いているキャラをさく裂させたのも、内村さんのプロデュース力のたまものです。
自らが出演するだけでなく、企画から台本までこなす多才ぶりに、相方の影が薄くなりがちですが、もともとはウッチャンナンチャンというコンビのお笑い芸人を組んでいます。
いつの間にかピンでの活躍が目立つようになり、テレビ局の出演ギャラ単価も相方の南原清隆さんはランク外となっています。
4位「松本人志」
ダウンタウンの松本人志さんは、元からピン芸人かと思えるほど、社会をにぎわす発言が多く、注目度の高いお笑い芸人です。
辛口で、毒舌な感覚のお笑いでありながら、多くのファンを引き付けてやまず、テレビ局各局で不動の人気を得ています。
コンビの相方、浜田雅功さんよりテレビ局の出演ギャラ単価が高く、企画力がある点も求められている大きな理由といえます。
信頼度の高さが、年収ランキングに反映されているようです。
3位「爆笑問題」
爆笑問題は、田中裕二さんと太田光さんからなるコンビ芸人です。2人それぞれにピン芸人として活躍できる才能を持っています。
太田光さんの毒舌ぶりや意気盛んな発言が目立っているものの、実は年収は田中さんのほうが上回っているとの見方もあります。落ち着いた田中さんのまとめぶりがあるからこそ、際立って売れているコンビなのかもしれません。
CM
2位「有吉弘行」
ここ数年で、じわじわとテレビ出演を増やしているのが有吉弘行さんです。
コンビ芸人だった有吉さんは、デビュー当初、あるバラエティ番組でブレーク。しかし、その後しばらくは泣かず飛ばずの状態が続いていました。
そんな有吉さんが、いつの間にか年収ランキング2位にまで浮上するのですから、芸能界は不思議な世界です。
タモリさん、明石家さんまさん、ダウンタウンさんなど、先輩大物芸人を押しのけての2位にランクインしたのは、テレビの出演数が他の大御所芸人よりも多いからです。
テレビ局によってはギャラ単価が低いものの、バラエティ番組が人気の各局では、ダウンタウンクラスのギャラ単価を得ています。
辛口コメントだらけの有吉さんですが、なぜか憎まれないのは、苦労したお笑い芸人ゆえかもしれません。
1位「ビートたけし」
ビートたけしさんは、誰もが認めるお笑い芸人ですが、今では、芸能界のご意見番や映画監督としての方が注目されているかもしれません。
大御所中の大御所で、CM出演料も破格です。
ニュース番組でのコメンテーターの役割も果たしていますが、誰よりも有名でありながら、自ら前面にしゃしゃり出ることはない謙虚さも持ち合わせている点が好感度を上げている理由かもしれません。
海外では、映画監督の巨匠として知られており、かつてタケちゃんマンに扮していたお笑い芸人として見る人は、ほとんどいないほど尊敬されています。
推定年収は15億を超えるほどですが、面倒を見ている弟子に対して使うお金や映画撮影にかかる費用が膨大で、本人の手元に残るお金は少ないとも噂されています。
トップ10に入りそうなお笑い芸人
お笑い芸人の世界は、縦社会です。先輩芸人のどんな無茶ぶりにも、文句を言わずに従わなければ生きていけない風潮があります。
一方で、戦国時代の下剋上を思わせる世界ですから、ブレークしそうな芸人は常に注目されています。
モノマネで人気を上げている、LOVE。
お笑いグランプリの決勝に残った、カミナリ。
すでに、ブレーク感のある、ブルゾンちえみ。
兄弟漫才のミキ、などなど。
期待の若手は数え切れないほど出てきています。
ただし、年収ランキング芸能人のトップ10にランクインするとなると、まだまだ未知数ですから今後の先行きも気になるところです。
最後に・・・
お笑い芸人に絞った、年収ランキングは参考になりましたでしょうか。
誰もが億万長者になれる可能性を秘めたお笑い芸人の世界ですが、下積み時代の過酷さは計り知れないものがあります。
チャレンジし続け、生き残りをかけ、必死に切磋琢磨していくことが、ハイレベルな年収につながっていく世界です。どのお笑い芸人がブレークするかに賭けて、所属の芸人事務所に投資してみるのも面白いかもしれません。
私たちを楽しませてくれる、今後のお笑い芸人にも注目していきましょう。