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50歳早期リタイアは危険?貯金1億でも利子だけでは厳しい理由

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この記事は約 8 分で読めます。

誰しも老後の資金のことは気になるものです。ゆとりある生活をするならおよそ1億円が必要と言われています。なかには50代で1億円の貯金があれば十分とし、早期リタイアを考える方もいるでしょう。

ただ現在は人生80年と言われ、年々日本人の寿命も延びており、100歳まで生きられることも少なくありません。そうなると50代で1億円ほどの貯蓄額があったとしても、上手くやりくりしないと老後破綻もあり得るため、大変危険です。

金融資産として1億円の貯金があってリタイアを考えるなら、それを増やす方法を考えなければなりません。

1億円の利子はどれくらい?

まずは1億円を貯金するとして、どれぐらいの利子を得られるかを見てみましょう。

バブル時

バブル期とは1990年頃のことを指し、ちょうど高度成長期が終わる段階にあたります。
この頃は普通預金でも金利は年2%ほど、定期預金だと年利6%にもなっていました。
1億円あれば利子で食べていけると言われていた時代です。

もしも1億円を全額普通預金に預けていたとしても、年額で200万円もの利息を手にできます。
200万円というと、定年退職後に再就職する程度の収入にはなりますので、贅沢をしなければ、利息だけでも十分暮らせる金額が手に入ったでしょう。

現在

そんなバブル期の金利は、1990年が過ぎ1年後には一気に0.5%程度まで下がります。
1994年には0.25%となり、2003年から2005年までは最低金利を記録。年利は0.001%となり、直近では2010年からは0.02%を維持しています。

年利0.02%として1億円を普通預金として預けたなら、手にできる利息は2万円です。
1億円も預けていながら得られるのはこれだけでは、とうてい利息のみでの生活は不可能です。

定期預金に関しても、現在の金利は高くて0.12%程度のため、こちらも利息のみで生活することは難しいと言えます。

資産運用のすすめ

1億円のお金は、銀行に預けるだけではたいして利息が増えないことがわかりました。
そこで、このお金を増やす方法としておすすめなのが資産運用です。一口に資産運用と言っても、その方法は貯金株式投資投資信託不動産投資といくつもあります。
自分のスタイルにあった方法を選択して、投資していくと良いでしょう。

ただ資産運用で重要なことは、とにかく安全に行なうべきという点にあり、資産を減らさず損失を少なくすることに重きを置かなければなりません。ハイリスクハイリターンであれば得られる利益は大きいですが、万が一のときは1億円のお金をすべて失う可能性もあるのです。

様々な資産運用

早速、資産運用の方法とその特徴をご紹介します。

預金

現在、利率は低くなっていますが、貯金も立派な資産運用のひとつです。
大きなメリットとして元本が保証されており、万が一お金を預けている銀行が倒産したとしても、預金者のお金は保護されます。何よりも、お金を預けておくというだけで、利息という形でリターンを得られるのです。ただ保護されるお金は1,000万円までなので、1億円を預けると大半は失います

日本の銀行だと普通預金でも定期預金でも、金利は0.02%、高くても0.1%程度です。
そのため、もしも本気で預金によって資産運用しようと考えるならば、海外の金利の高い銀行を探すしかありません。

外貨預金という方法もありますが、こちらはよくよく注意する必要があります。
その理由のひとつは手数料がとても高く、口座を利用するにも高い料金を払わないとならないこと。そしてもうひとつは、為替変動のリスクが高く、場合によってはマイナスになることもあるためです。
外貨預金では元本保証もないので、損失が出ればそのまま口座利用者の損失となります。

国債

国債にも様々な種類がありますが、個人向けで人気があるのは日本政府の発行する国債です。
これは日本政府が資金を調達するために発行する債券であり、国債購入者には利息が支払われ、償還日の満期には満額の額面分のお金が返還されます。
新興国などの国債もありますが、日本政府の発行する国債であれば国が保証元となり、破産する可能性もほとんどないため、安全性の高い資産運用方法です。

日本政府発行の国債は満期が3年・5年・10年とあり、満期が長いほど金利も高くなります。また国債だと利息は半年ごとに受け取ることが可能です。
しかしながら、こちらの国債も金利は3年で0.05%、5年で0.05%、10年で0.26%と、銀行の預金と大きくは変わりません。そのため、国債の利息で生活をしていくのは、難しいと言えるでしょう。

投資信託

資産運用のプロに投資を任せるのが投資信託です。プロの投資家が運用を依頼した人からお金を集め、そのお金で資産運用を行なってくれます。
信託者は、どのような種類や銘柄に投資するのかだけを指定すれば良く、定期的に資産運用の状況を見て銘柄などの投資先を変えることも、また成績が悪ければ依頼先を変えることも可能です。
証券会社や銀行など、いくつもの企業が投資信託の商品を提供しているため、まずはそれぞれの資料を取り寄せ、比べながら検討しましょう。

基本は投資先を散らばせて運用を行ないリスクを分散させることをおすすめします。
ハイリターンを狙う新興国中心型や、国内株式中心型、債券中心の安全型、またまんべんなく投資する分散型など方法は数多くあり、投資信託を取り扱う証券会社や銀行によっても種類は異なるものです。投資先はそれぞれ、過去の成績を公開しているため、それを見てどこに投資して運用するか決めても良いでしょう。

投資先によっても異なりますが、投資信託での利率は年利で1%~8%程度のリターンが可能です。つまり、これによる配当だけでも生活はできると言えます。

不動産投資

1億円ものまとまったお金があるならば、不動産投資を考える方もいるでしょう。
不動産投資では初期費用が莫大にかかることや、投資する物件によっても利回りは違うこと、投資した分のお金を回収するのには時間がかかるといった性質があります。

初心者にとって利益の出る物件を選ぶことも難しく、実際に投資を始めても空き家の問題が必ず出てくるということも忘れてはなりません。ただ入居者さえ確保できれば、毎月安定した収入を得られます

最近では、独身者向けに広い土地に何件か平屋を建てて不動産投資を開始したり、田舎のスローライフなど、変わったニーズを狙って投資したりという方も少なくありません。さらにはアパートやマンションではなく、一軒家を改造してシェアハウスとして運用する方もいます。
一般的には人口の多い地域ほど入居者は見つかりやすいですが、そのような地域は土地代が高く、それに伴い初期費用も上がる傾向にあるでしょう。
また不動産投資で物件を購入し実際に運用を始めると、メンテナンス費用など運用後もお金はかかるため、その資金のことも考えないとなりません。

メリットとデメリット

資産運用を行なう場合のメリットは、やはり資産を大きく増やせる可能性があることにあり、場合によっては働く以上のお金を手にすることも可能です。たとえば、1億円あれば年利3%で運用しただけでも、300万円ものお金が手に入ります。しかも資産運用では運用さえすれば良く、仕事のように忙しくする必要もありません。

しかし資産運用は、多くの場合は元本保証がなく、損失を出せばそのまま資金を失うということになります。投資信託ならば投資先の国における経済悪化などのリスク、不動産投資であれば天災のリスクなど、予期せぬリスクは付いて回るでしょう。

まず覚えておきたいのは資産運用する際、分散投資が基本であり、ひとつの投資先に1億円すべての資金を投資するということを行なってはいけないということです。

運用を行なうならば、安全に確実にお金が手に入る方法に一部のお金を回しておくというのが、リスク回避に役立ちます。
共済年金や個人年期などもありますので、50代でリタイアを考えるならばそのような年金制度に加入しておいても損はありません。富裕層セレブになるか、そうでないかは賢い資産の扱い方にあると言えるでしょう。

老後の生活を考えた資産運用が大切

1億円のお金があったとしても、50代でリタイアするとなると預金だけでは老後は厳しいということをご紹介しました。その足りなくなるかもしれない不足分は、1億円という資金を資産運用に回し、増やしいていくのが能率的です。ただ資産運用を行なうならば、安全を第一に考え損失を出さないようにすることが大切であり、せっかくの1億円を一気に失っては、運用する意味がなくなります。

資産運用と言ってもその方法はいくつもあるため、まずはどのような手段があり、何が良いのかをじっくりと検討してみると良いでしょう。

 

まとめ
  • 1億円の貯金だけで老後の生活を送るのは難しい
  • 預金だけでなく、国債、投資信託、不動産投資などの資産運用を行うことがおすすめ
  • 資産運用にはリスクもあることを理解して、分散投資をするとよい

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