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【社長個人・業種別・職種別】平均年収の高い企業ランキング

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この記事は約 9 分で読めます。

自分の年収は世間的に見てどの程度の水準なのか…
自分が周りに比べてどの程度稼いでいるか気になる方は多いと思います。
給料のことは人に聞きづらいことですし、他人がどの程度稼いでいるかを知るのは難しいことです。

自分のいる業界や、自分の役就いている職はどの程度の給与水準なのか…
そんな疑問に応えるため、企業、業種、職種別の平均年収を全てお教えします。

平均年収の高い企業ランキングTOP10

まずは、国内で平均年収の高い企業ランキングTOP10をみていきます。

1位 キーエンス(電気・事務機器)…1,777万円
2位 ファナック(機械)…1,571万円
3位 朝日放送(テレビ)…1,518万円
4位 三菱商事(商社・卸売業)…1,446万円
5位 伊藤忠商事(商社・卸売業)…1,383万円
6位 三井物産(商社・卸売業)…1,363万円
7位 毎日放送(テレビ)…1,321万円
8位 ヒューリック(不動産)…1,295万円
9位 日本経済新聞社(新聞)…1,262万円
10位 住友商事(商社・卸売業)…1,256万円

※『就職四季報 総合版 2018年度版』参照

2位に圧倒的な差をつけて、年収ランキングトップに輝いたのは、計測、制御機器の大手、キーエンスです。
商社には平均年収が高いというイメージがありますが、やはりその通りで、三菱商事や伊藤忠商事など、4社がランクインしています。

業種別平均年収ランキングTOP10

続いては、平均年収ランキングを業種別にみていきます。どのような業種が、平均年収が高い傾向にあるのでしょうか

1位 ベンチャーキャピタル…1,204万円
2位 証券・投資銀行…845万円
3位 商品取引…783万円
4位 不動産…740万円
5位 生命保険・損害保険…706万円
6位 専門店カメラ・OA関連…691万円
7位 住宅・建材・エクステリア…657万円
8位 信託銀行…650万円
9位 外資系金融…644万円
10位 リフォーム・内装工事…632万円

1位はベンチャーキャピタル、いわゆる投資ファンドです。
2位の証券・投資銀行とは400万円以上の差が開いています。
1位のベンチャーキャピタルをはじめとして、2位には証券・投資銀行、3位の商品取引など、このランキングを占めているのは、多くが金融系の業種です。

http://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/income/ranking/02 参照

職種別平均年収ランキングTOP10

最後に、職種別の平均年収ランキングをご紹介します。
平均年収が高いのは、どのような職種なのでしょうか厚生労働省の発表している「賃金構造基本統計調査」などの結果をもとに、ランキングTOP10をご紹介します。

1位 プロ野球選手…4,145万円
2位 中央競馬の騎手…4,019万円
3位 内閣総理大臣…3,671万円
4位 衆議院・参議院議長…3,580万円
5位 会社役員…3,693万円(会長。社長は3,476万円)
6位 プロゴルファー…3,081万円(男子の年収。女子は2,923万円)
7位 サッカー選手…2,313万円
8位 日本銀行総裁…2,279万円
9位 国会議員…2,134万円
10位 美容整形外科医…2,000万円

ランキングを見てもわかるように、一般の人ではなかなか就きにくい仕事が並んでいます。これは完全に一言ウンチクですが、天皇陛下、年収はおよそ3億円です。

そして、目立つのがスポーツ選手です。2位のプロ野球選手の年収は、上から下まで幅が広いですが、一部、何十億という額をもらっている選手たちによって平均が引き上げられています。
ちなみに、あのダルビッシュ有の2017年の年俸は、1,100万ドル。日本円にすると、約12億6,500万円という額です。平均額を大きく押し上げていることがわかります。国内スポーツ選手よりも、海外で活躍するスポーツ選手のほうが年収はいいでしょう。

また、スポーツ選手は、獲得賞金額以外にも様々な報酬があります。
例えば、スポンサー企業からの広告契約料です。スポーツメーカーをはじめとする様々な企業が、選手を広告塔にしています。
このような収入源があることも、スポーツ選手の収入が高い理由の一つです。

社長の年収ランキングTOP10

日本国内の社長・役員はどれくらいの収入を得ているのでしょうか。ここでは、東洋経済オンラインのデータを参考にしながら、役員報酬総額が1億円を超える上場企業の役員TOP10を見てみましょう。

1位 N.アローラ(ソフトバンクG前副社長)…64億7,800万円
2位 J.M.デビント(セブン&アイHLD取締役)…21億8,700万円
3位 R.フィッシャー(ソフトバンクG取締役)…20億9,600万円
4位 大西通義(アオイ電子前会長)…11億6,800万円
5位 C.ゴーン(日産自動車会長・社長)…10億7,100万円
6位 岡田和生(ユニバーサルエンター会長)…9億4,800万円
7位 C.ウェバー(武田薬品工業社長)…9億500万円
8位 J.ドメ(日立製作所前執行役員)…9億円
9位 田邊耕二(ユーシン会長・社長)…8億8,200万円
10位 R.アルバレス(すかいらーく会長)…8億6,200万円

役職別の平均年収は

一般企業に勤めている場合、役職に就くことができれば年収はアップします。
係長や課長など、それぞれの役職についている人の平均年収を見ていきます。

部長・課長・係長の平均年収

会社の中には、事業を行う各セクションがあります。
そのセクションのトップが「部長」です。会社の中では、副社長の次に位が高くなります。
次いで課長、係長という具合です。
それぞれの平均年収は以下のようになります。

・部長 平均年収 1.036万円 平均年齢 52.4歳
・課長 平均年収 837万円 平均年齢 48.0歳
・係長 平均年収 670万円 平均年齢 44.1歳

http://nensyu-labo.com/heikin_yakusyoku.htm

まずは、一番位の高い部長の平均年収を見ます。
部長の平均年収は1,036万円、平均年齢は52.4歳となっています。平均年収こそ高いですが、平均年齢も同時に高いのが特徴です。部長まで昇格するには、ある程度の勤続年数も必要でしょうし、社内での評価も勝ち取らなければなりません。そこまで上り詰めるのは容易ではないでしょう。
ちなみに、部長より上の位である社長の平均年収は以下になります。

・企業規模1000人以上  5,643万円
・企業規模300人~999人  4,043万円
・企業規模300人以下   3,109万円

https://service.jinjibu.jp/article/detl/rosei/1036/

企業規模が100人未満の企業であっても、社長の平均年収は3,109万円です。
上記のランキングで見たように、部長でも平均年収は1,036万円ですから、社長とその下の役員の間には、大きな差があるようです。

社長と同じくらい稼ぐには

社長の平均年収は、その下の役職に比べて、相当高いものであることは先述しました。
企業規模300人以下の企業でも、社長の平均年収は3000万円を超えますし、1000人以上の企業規模になれば、5000万円を超える額を稼いでいます。
普通に会社員として働いていれば、到底稼ぐことのできない金額です。
しかし、「社長と同じくらい稼ぎたい」と考える方もいらっしゃることでしょう。
もちろん、それは不可能ではありません

では、社長レベルの年収を稼ぐためには、具体的にどのようにすればよいのでしょうか

起業してビジネスをはじめる

まずは、起業してビジネスを始めるという方法が挙げられます。
いってみれば、自分が社長になってしまうということです。
今自分が務めている業界内で、新たなビジネスを模索してみるのもいいでしょう。
良く知っている業界の方が、勝手がわかりやすいですし、1からノウハウを勉強する時間やコストもかからなくて済みます。
もちろん、マネジメントなどは学ばなければならないかもしれませんが、全く未知の業界に飛び込んで起業するよりは安全であるといえます。

また、最近ではネットを使って簡単に副業を探すことができます。
アフィリエイトなどの広告運用が好例です。
中には、その副業を本業にできるほど稼ぎを増やす人がいます。
副業を始めてみて、徐々にその比率を大きくし、最終的には会社を作ってしまう、というのも一つの選択肢です。

改めて儲かる職業を選択する

転職をするというのも、収入を増やすための方法です。
同じような職種でも、他の会社ならもっといい給料をもらえる、ということは往々にしてあります。
また、自分のスキルをアップさせて、給料の高い専門職に就くというのもいいでしょう。

例えば、ITエンジニアです。
ITエンジニアは一般企業の営業職などよりは給料が高く、残業が少ないなど、労働環境もいい傾向にあります。
プログラミング言語を学んで自身をスキルアップさせることができれば、エンジニアとして就職することは難しくありません。求人掲載数も多いので、ぜひ一度見てみてください。求人ニーズに当てはまる人材なら、即採用なんてこともあるかもしれません。
また、プログラミング言語が使えれば、フリーランスになるという道も開けます。
そうなれば、そこから企業、ということもできるでしょう。
現状の給料に満足していないのであれば、改めて職業を選択したり、自分のスキルをアップさせたりすることが重要です。

年収を上げるチャンスを見逃さないこと

企業や職種、業種別に平均年収のランキングをご紹介しました。

自分には、到底稼げない金額だ…と肩を落とした方もいるかもしれません。
しかし、あきらめるのは早いです。
転職をすれば年収が上がる可能性はありますし、企業をすれば社長レベルの年収を稼ぐことも不可能ではありません
ネットビジネスも盛んになっていますので、今では個人で簡単に事業をスタートさせることができます。

ビジネスになるチャンスを見逃さないよう、常にアンテナを張り巡らせておきましょう。

まとめ
  • 平均年収の高い企業には、総合商社が多い。
  • ベンチャーキャピタル、銀行をはじめとした金融系の業種は、平均年収が高い傾向にある。
  • 社長の平均年収は、従業員100人以下の小規模な企業でも3000万円を超えている。
  • 社長と同水準の平均年収を得るには、自分で企業するか、現在よりも給与の高い仕事に就くことが得策である。
  • 年収を上げるには、起業や転職などがある。

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